第492回：Card of the Week　今週の一枚（2025/06/27）

　こんにちは、ホビージャパンのFFTCG開発チームのリオです。8月8日発売予定の新ブースターパック『深淵のガンスリンガー』から新規カードをご紹介する「今週の一枚」、今回は私が担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

　今週ご紹介するのは【26-098L】ライトニングです。

　【26-098L】ライトニングは、雷属性のフォワードで、コスト3、パワー6000です。

　キーワードアビリティのヘイストに加えて、フィールドアビリティがひとつと、オートアビリティをひとつ持っています。それではひとつずつ紹介していきますね。

　1つ目のアビリティは、『パーティーを組んでいるライトニングが対戦相手にダメージを与える場合、代わりにそのダメージは2点になる。』というフィールドアビリティです。

　雷属性のフォワードはコストが軽くスピード重視のものが多いため、ライトニングとパーティーを組むことでパワーは大きく、でもスピードは落とさないといったプレイができそうです。こんなに美しくて心強い味方がそばにいてくれると、ひるむことなくどんどん攻めることができそうです。
　またこのフィールドアビリティは、次に紹介するオートアビリティと組み合わせて使うことで、より大きな活躍が期待できます。

　2つ目のアビリティは、『ライトニングがアタックしたとき、あなたの手札からコスト6以下の【カテゴリ(XIII)】のフォワード1枚をダル状態かつ、ライトニングとパーティーを組んでアタックしている状態でフィールドに出してもよい（好きな属性のフォワードを出すことができる）。ターン終了時にそれを手札に戻す。』というオートアビリティです。

　このアビリティで【12-033R】スノウを出すことができれば、パーティーのパワーはかなり大きくなり、セラもサーチできます。イラストのライトニングの背後にスノウがいることも、【26-098L】ライトニングがフィールドに出た時点で【12-033R】スノウが手札に控えていることを示唆しているかのように思えてきます。カードのプレイによって『FINAL FANTASY XIII』の物語を追体験できるのって、とってもうれしいですよね。主人公のライトニングがいてこそ輝く【カテゴリ(XIII)】のキャラクターたちを見て、私も心が躍ります。

　そのほかにも、このアビリティで【19-129S】ヴァニラや【19-137S】ホープのようなFFXIIIデッキでおなじみのカードをフィールドに出すのもおすすめです。

　とにかく、このオートアビリティで出たフォワードは手札に戻るので、フィールドに出たときのアビリティを何度も使うことができるというところがとても魅力的なポイントです。出てきたり、戻っていったりが繰り返される盤面、なんだかサーカスみたいで楽しそうだなと思いました！