第589回:『MASTERS 2026 FINAL』トーナメントレポート

 4月から全国24会場で展開してきた公式トーナメント『MASTERS 2026』の決勝大会『FINAL』が、10月24日・25日の2日間にわたって東京のスクウェア・エニックス渋谷オフィスにて開催されました。
 予選を勝ち抜いた72名のプレイヤーによる、2026年シーズンの日本一を決定するトーナメントのレポートを、トップ16のデッキリストとあわせてお届けします。

【『MASTERS 2026 FINAL』配信アーカイブはこちら】

【1日目】予選ラウンド

 本大会のフォーマットは、同じカードはどちらか片方にしか使用できないルールのもと2つのデッキを用意する「2デッキスタンダード」で、予選ラウンドは2つのデッキを前半・後半でそれぞれ4ラウンドずつ使用してのスイスドロー8回戦で行われました。

 8月後半から公式トーナメントがスタートした『至福の永劫』環境は、「火単」「コスト3WoL」「氷風クリスタル」「戦士」といった有力デッキが牽引しつつ、多種多様なデッキがチャンスをうかがう状況でしたが、この大会での72名×2のデッキ分布はこのようになりました。上位デッキの顔ぶれは変わらずでしたが、2デッキ制の決勝大会では必ずと言っていいほど活躍する風属性のデッキや、「古代人コンボ」「ガルーダ[XVI]」といった一発の大きさで勝負するタイプのデッキが中間ポジションにつけているのが印象的です。

 8回戦の結果、全勝はおらず7勝1敗が2名、6勝2敗が9名、そして5勝3敗からタイブレークの上位5名が翌日の決勝ラウンドへ駒を進めました。

▲トップ16の顔ぶれ(予選1~8位)

▲トップ16の顔ぶれ(予選9~16位)

【2日目】トップ16(結果)

 2日目の決勝ラウンドはダブルエリミネーションで行われました。一度負けてしまってもチャンスの残る形式ですが、デッキリストが公開されている状況でのデッキ選択など、普段とは異なる駆け引きも求められる長丁場のトーナメントです。

MANASOURCE 2-1 ザワワ
コスト3WoL ×-○ ガルーダ[XVI]
風土空賊 ○-× ガルーダ[XVI]
風土空賊 ○-× 氷雷

らいとにぃ 2-1 Helix
戦士 ○-× 火単
水単クリスタル ×-○ 火単
水単クリスタル ○-× コスト3WoL

タイクーンウィリアム 2-1 ばん
ライトニング ×-○ コスト3WoL
戦士 ○-× 風土空賊
ライトニング ○-× 風土空賊

ぷぷ 2-1 ai_fftcg
土単 ○-× 風水モンスター
風水モンスター ×-○ 火単
風水モンスター ○-× 風水モンスター

ありか 2-0 エミヤ
風土キャスト ○-× 火単
戦士 ○-× 火単

しど 2-0 aaaa
戦士 ○-× 風土キャスト
風土キャスト ○-× 風土キャスト

三日月 2-0 カワムラ
古代人コンボ ○-× ガルーダ[XVI]
コスト3WoL ○-× 土水カオスアーク

riru 2-0 ちょーぎょーじ
古代人コンボ ○-× 火単
コスト3WoL ○-× 火単


ウィナーズトーナメント準々決勝(結果)

MANASOURCE 2-1 らいとにぃ
コスト3WoL ○-× 戦士
風土空賊 ×-○ 戦士
風土空賊 ○-× 水単クリスタル

ぷぷ 2-0 タイクーンウィリアム
風水モンスター ○-× 戦士
土単 ○-× ライトニング

しど 2-1 ありか
戦士 ×-○ 風土キャスト
風土キャスト ○-× 戦士
戦士 ○-× 戦士

riru 2-0 三日月
コスト3WoL ○-× 古代人コンボ
古代人コンボ ○-× コスト3WoL

ルーザーズトーナメント(1~2回戦・結果)

 ルーザーズトーナメントは、使用するデッキをどちらか選んでの1本勝負で行われます。

1回戦

ザワワ Helix
ガルーダ[XVI] ○-× 火単

ai_fftcg ばん
火単 ○-× コスト3WoL

aaaa エミヤ
戦士 ○-× 火単

カワムラ ちょーぎょーじ
土水カオスアーク ○-× 火単


2回戦

三日月 ザワワ
古代人コンボ ○-× 氷雷

ai_fftcg ありか
火単 ○-× 風土キャスト

aaaa タイクーンウィリアム
風土キャスト ○-× 戦士

らいとにぃ カワムラ
戦士 ○-× 土水カオスアーク



 ここまでの結果により、MANASOURCEさん、ぷぷさん、riruさん、三日月さん、ai_fftcgさん、らいとにぃさん、ザワワさん、カワムラさんが『世界選手権 2026』の権利を獲得されました。おめでとうございます!

ウィナーズトーナメント準決勝

ぷぷ(風水モンスター/土単)対 MANASOURCE(風土空賊/コスト3WoL)

[1ゲーム目]ぷぷ(土単)対 MANASOURCE(コスト3WoL)
 後攻のMANASOURCEさんが繰り出した【21-121L】ウォーリアオブライトをぷぷさんは【1-107L】シャントットで返しますが、次のターンですぐさま2枚目の【21-121L】ウォーリアオブライトをキャストしたMANASOURCEさんが押し切って先勝します。

[2ゲーム目]ぷぷ(風水モンスター)対 MANASOURCE(風土空賊)
 再び後攻のMANASOURCEさんが今度は【18-121L】フラン、【24-061L】バッシュで速攻を仕掛けますが、風属性の十八番である大量キャストからの【17-063R】ルッソできっちり対処したぷぷさんが取り返します。

[3ゲーム目]ぷぷ(土単)対 MANASOURCE(風土空賊)
 今度は先攻のMANASOURCEさんが2ゲーム目と同じく攻め立てますが、要所で相手の打点を抑えていたぷぷさんの【28-069L】プリッシュと【23-062H】エメトセルクが間に合って盤面を制圧し、ぷぷさんが熱戦を制しました。



riru(古代人コンボ/コスト3WoL)対 しど(戦士/風土キャスト)

[1ゲーム目]riru(古代人コンボ)対 しど(風土キャスト)
 後攻のriruさんが2ターン目にコンボを始動すると、【23-070H】ヒュトロダエウスからめくれたのは【12-122L】レギスを含む4枚の大当たり。大量に並べたフォワードに【12-121R】ノクティスのパーティーアタックでヘイストを付与したriruさんが一気呵成に1ゲームを取ります。

[2ゲーム目]riru(コスト3WoL)対 しど(風土キャスト)
 riruさんが2ターン目に【21-121L】ウォーリアオブライトをキャストして仕掛け、【14-124H】ゼロムスと【26-022C】アンデッドセレブが登場します。しどさんはバックアップが2体で止まってしまったうえに、【11-073H】テテオを【14-124H】ゼロムスで凍結されてしまい非常に苦しい展開を強いられます。それでも【2-049H】アスラ、【16-135S】ルールー、【10-055H】チョコボを駆使して7キャスト目の【17-063R】ルッソで盤面を一掃し、流れを引き寄せたかに見えました。しかし続いてriruさんが繰り出したのは【27-028H】シーモア。前のターンで全力を尽くしていたしどさんに対処する余力は残されておらず、最後は【14-023L】ギルガメッシュ [FFBE]も追加したriruさんが勝利しました。  

ウィナーズトーナメント決勝

riru(古代人コンボ/コスト3WoL)対 ぷぷ(風水モンスター/土単)

[1ゲーム目]riru(古代人コンボ)対 ぷぷ(土単)
 riruさんが後攻2ターン目に古代人コンボを決め、電光石火のフォワード展開と手札破壊によってぷぷさんの行動を縛り、次のターンに7点のダメージを積み上げて勝利します。

[2ゲーム目]riru(コスト3WoL)対 ぷぷ(風水モンスター)
 riruさんは【21-121L】ウォーリアオブライトにアクセスできず【27-028H】シーモアでダメージを刻んでいく展開になりますが、その間にぷぷさんがモンスターで陣形を整えて抑え込み、ゲームカウントをタイに戻します。

[3ゲーム目]riru(コスト3WoL)対 ぷぷ(土単)
 riruさんの【21-121L】ウォーリアオブライトはぷぷさんが【12-002H】アマテラスでかわしますが、後続の【21-010H】タイヴァスと【18-130L】フリオニールが打点を積み重ねていきます。しかしターンが経過するほど「土単」のぷぷさん側に形勢が傾いていったように思われましたが、一瞬の隙をついての【14-023L】ギルガメッシュ [FFBE]が最後のダメージをねじ込み、riruさんがウィナーズトーナメント側の代表を勝ち取りました。  

ルーザーズトーナメント(3回戦~決勝・結果)

3回戦

ai_fftcg 三日月
火単 ○-× 古代人コンボ

らいとにぃ aaaa
戦士 ○-× 戦士


4回戦

ai_fftcg MANASOURCE
火単 ○-× コスト3WoL

しど らいとにぃ
戦士 ○-× 戦士


5回戦

しど ai_fftcg
風土キャスト ○-× 火単


決勝

しど ぷぷ
風土キャスト ○-× 土単


 ルーザーズトーナメントはしどさんが制し、グランドファイナルはウィナーズ準決勝の再戦となりました。

グランドファイナル

riru(古代人コンボ/コスト3WoL)対 しど(戦士/風土キャスト)

[1ゲーム目]riru(コスト3WoL)対 しど(風土キャスト)
 riruさんは先攻1ターン目から【21-121L】ウォーリアオブライトをキャストして【14-124H】ゼロムス、次のターンも【21-010H】タイヴァスから【18-130L】フリオニールと展開して3点アタックと一気に攻め立てます。次のターンで負けてしまう可能性のあるしどさんは見切り発車の状態で【28-051R】ブラックキャットからキャストを開始しますが、【16-135S】ルールー →【2-049H】アスラ →【12-039C】アレキサンダー →【10-127H】シトラ →【12-039C】アレキサンダーとつながり、なんと【17-063R】ルッソまでたどり着いてフィールドを一掃することに成功。そのまま押し切ったしどさんが先勝します。

[2ゲーム目]riru(コスト3WoL)対 しど(戦士)
 2ターンでバックアップを5体そろえたしどさんが、リソースでの優位を確保しながらゲームを進めます。riruさんもコスパで優れた【21-010H】タイヴァスや【18-107L】アクスターで攻めますが、リソースを活かしてLBデッキから【22-123R】レオ、【23-120R】クジャ、【22-122L】ティーダで押していくプランを取ったしどさんがそのまま勝利。ルーザーズトーナメント側の代表が勝利したため、日本一のプレイヤーの座は1本勝負のプレーオフに持ち越されます。

[優勝決定プレーオフ]riru(コスト3WoL)対 しど(戦士)
 riruさんが2ターン目にキャストした【21-121L】ウォーリアオブライトからめくれた【14-023L】ギルガメッシュ [FFBE]が、その次のターンには3回アタックを獲得して一気に攻め込みます。いきなり5ダメージまで追い詰められたしどさんはなんとか【14-023L】ギルガメッシュ [FFBE]を除去しますが、riruさんは好機を逃さず後続の【22-120H】クラウドと【21-010H】タイヴァスで押し込み、最後の7ダメージ目をもぎ取りました。


 2026年シーズン日本一に輝いたのはriruさんです! おめでとうございます!  

 4月から約半年にわたって開催してきた『MASTERS 2026』もこれでフィナーレとなりました。ご参加してくださった皆さまにあらためて感謝申し上げます。

 11月13日にブースターパック『命の記憶』が発売され、新たな環境で行われる『世界選手権 2026』で世界一のプレイヤーが決定します。そしてその翌週からは新たな公式トーナメント『第八期 名人戦』がスタートします。

 次なるシーズンも『FFTCG』をよろしくお願いいたします!  

▲4位:ai_fftcgさん

▲3位:ぷぷさん

▲準優勝:しどさん

▲優勝:riruさん

『MASTERS 2026 FINAL』トップ16デッキリスト

※リスト内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。
※3位以降の順位はルーザーズトーナメントの結果によって決定しています。



■優勝:riru(予選11位)

デッキA:古代人コンボ

モンスター 3

■5位:らいとにぃ(予選8位)

デッキA:水単クリスタル

■8位:三日月(予選14位)

デッキA:コスト3WoL

デッキB:古代人コンボ

モンスター 3

■11位:カワムラ(予選3位)

デッキA:土水カオスアーク

■14位:ちょーぎょーじ(予選6位)

デッキA:火単

■15位:Helix(予選9位)

デッキA:火単

デッキB:コスト3WoL

デッキB:火単