第578回:『MASTERS 2026 3rd season 高崎』『MASTERS 2026 3rd season 徳島』トーナメントレポート

 全国で展開中の公式トーナメント『MASTERS 2026』、今回は『MASTERS 2026 3rd season 高崎』と『MASTERS 2026 3rd season 徳島』のレポートをお届けします。

MASTERS 2026 3rd season 高崎


 8月29日、群馬県高崎市の「ビエント高崎」にて『MASTERS 2026 3rd season 高崎』が開催され、参加者41名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント3回戦で行われました。

 今大会では「火単」の使用者が特に多く、さまざまなデッキが集まりました。デッキ分布は以下のとおりです。

デッキ分布

11名:「火単」
4名:「戦士」「カモメ団」「風水モンスター」
3名:「風雷クリスタル」
1名:「風単」「土単」「土水」「騎士」「忍者」「火雷クラスゼロ」「火水モンスター」「氷雷FFVIII」「風土FFXII」「風土FFXV」「火氷土ソルジャー」「火氷雷顕現」「ライトニング」「コスト3WoL」「【28-081L】カイン」

 『至福の永劫』の新カードの中でも特に注目株の【29-008L】ジタンを擁する「火単」を持ち込んだプレイヤーが多く見られました。【22-113L】モント・リオニスのような大きな攻め手に加えて、別の攻め手が必要だった「火単」にとって、【29-008L】ジタンのような軽い攻め手の追加がシンプルにデッキの強化へつながっているようです。今後も活躍が続くのか、それとも対策が進むのか、注目が集まります。

 決勝トーナメントに進出したのは「火単」2名と、「風水モンスター」「戦士」「火氷土ソルジャー」「コスト3WoL」「ライトニング」「騎士」でした。「火単」だけでなく、アグロ系を中心に多様なデッキが入賞しています。
 決勝戦は「火単」のaaaaさんと「火氷土ソルジャー」のぷぷさんの対戦でした。両者は『MASTERS 2026 1st season 千葉』でも決勝で対戦しており、今回は再び決勝の舞台で顔を合わせることになりました。

 1ゲーム目、aaaaさんは2枚の【20-013C】調理師を駆使して2ターン目までに一気に5体のバックアップを並べますが、ぷぷさんが【24-025L】ジェネシス【25-007R】グレンのコンボで根こそぎリソースを奪います。ぷぷさんはフォワードが対処されなかったのを見て【11-136S】クラウドのアクションアビリティで【6-041L】リノアをサーチし、【25-007R】グレンの効果を再利用。そのたびに【24-025L】ジェネシスのアビリティが誘発し、反撃の隙を与えずに攻め切ったぷぷさんが1ゲーム目を先取します。

 2ゲーム目、【12-002H】アマテラス【25-007R】グレンを牽制するaaaaさんに対し、ぷぷさんが【27-028H】シーモアで攻勢をかけます。aaaaさんは対処できたもののやや苦しい形での動きになり、手札を失ってしまいます。すかさずぷぷさんは【24-025L】ジェネシス【25-007R】グレンのコンボを狙いましたが、aaaaさんがトップデッキした【17-007C】ゴブリンが戦況を大きく変えます。リソースの回復と【24-025L】ジェネシスへの牽制を同時に許してしまったぷぷさんは、やむなく【24-025L】ジェネシスを捨て【12-112L】セルテウス【19-128L】ウォーリアオブライトをめくって攻めますが、「火単」の高い除去性能を活かしたaaaaさんが少しずつアドバンテージ差を広げ、そのまま押し切ってゲームを取り返します。

 3ゲーム目、aaaaさんの【12-002H】アマテラス【24-025L】ジェネシスに使わせたぷぷさんは、対処されないことを祈って【11-136S】クラウドをフィールドに送り出します。しかしaaaaさんにこれを【17-007C】ゴブリンで除去されると、またしてもアドバンテージ差がついてしまいます。たまらず【25-007R】グレンをキャストするぷぷさんでしたが、aaaaさんに2枚目の【12-002H】アマテラスを当てられて万事休す。最後は【22-113L】モント・リオニスで力強く攻め込んだaaaaさんが勝利し、仲間たちと優勝の喜びを分かち合いました(写真中央手前)。今日は踊ろう!

『MASTERS 2026 3rd season 高崎』トップ8デッキリスト

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。


■ベスト8:ちょーぎょーじ  デッキ:火単

MASTERS 2026 3rd season 徳島


 8月30日、徳島県徳島市の「とくぎんトモニプラザ」にて『MASTERS 2026 3rd season 徳島』が開催され、参加者29名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行われました。

 『Standard Championship 2026 2nd』に向けてデッキを試しにきたプレイヤーや、地元や近隣で新たに始めたプレイヤーが見られ、これまでよりも多くの方にご参加いただきました。デッキ分布は以下のとおりです。

デッキ分布

5名:「コスト3WoL」
3名:「氷風クリスタル」「氷土魔道士」
2名:「火単」「風水モンスター」「戦士」
1名:「風単」「火風ジタン」「火土モンク」「火水ジタン」「氷雷」「風雷セフィロス」「土水クリスタル」「土水FFIV」「騎士」「麒麟」「ライトニング」「クラスゼロ」

 ここでは「コスト3WoL」が1番人気になりました。元々関西地域で人気が高かったことに加え、火属性のデッキが【29-008L】ジタンをうまく使うために能動的にキャストできない【12-002H】アマテラスの枚数を減らしていることも追い風になっているようです。また、その【29-008L】ジタンを使っていたのは「火単」だけに留まらず、さまざまなデッキタイプが開発されていました。

 決勝トーナメントには「風水モンスター」「氷雷」「コスト3WoL」「火風ジタン」が勝ち上がり、決勝は「風水モンスター」のやぶさんと「氷雷」のザワワさんの組み合わせになりました。前週の『MASTERS 2026 3rd season 和歌山』で優勝し、この大会もここまで全勝と勢いに乗るやぶさんを、関西が誇る「氷雷」の名手・ザワワさんが迎え撃ちます。

 1ゲーム目は互いにマリガンしてもバックアップがなく、ぼやき合いながらスタートしますが先攻のやぶさんは【23-122R】シド・ハイウインドを経由して【13-093H】サラからの好スタートにこぎつけます。しかしここでLBデッキを使ったことで手札が1枚減っているのをザワワさんは見逃しません。【25-103H】フースーヤ【23-122R】シド・ハイウインドを効率よく除去し、次のやぶさんのターンの終わりに【18-116L】セフィロスをバックアタックでキャスト。さらに【23-029R】ゼノスを追加し、やぶさんの手札を締め上げつつ反撃の芽を摘みにかかります。なんとかして取り返したいやぶさんですが、【23-029R】ゼノスのフィールドアビリティが重くのしかかりうまくいきません。さらには【23-029R】ゼノスが生き残ったことで【24-119R】ギルガメッシュが2枚目の【23-029R】ゼノスのような働きを見せ、そのまま優位を保ち続けたザワワさんが1ゲーム目を先取します。

 2ゲーム目、やぶさんは直接【13-093H】サラからスタートでき、ザワワさんはまたしても【18-116L】セフィロス【23-029R】ゼノスのコンビで攻め立てます。1ゲーム目とは違ってLBデッキを消費しておらず、途中で【28-051R】ブラックキャットも経由できたことで動けるだけの手札を確保できていたやぶさんは、ダメージを6点まで刻まれるもののなんとか【17-063R】ルッソで盤面を取り返すことに成功します。あと1点ダメージを通せばいいザワワさんは【22-114H】ヴィクトラを展開するターンを挟んで態勢を整え、すべてのリソースを使い切って追加コスト込みの【17-090R】イクシオンをキャスト。自分のフォワードを巻き込みながらもやぶさんの小粒なブロッカーを一掃してアタックを仕掛けますが、やぶさんはダル凍結されていたフォワードを【2-049H】アスラでアクティブにして阻みます。
 なんとか生き残ったやぶさんは【28-051R】ブラックキャットにたどり着き、【16-135S】ルールーを再び展開して【9-114C】不浄王キュクレインを回収、限られたリソースからヘイストまでケアした状態で十分な数のブロッカーを並べてターンを返します。しかしここでザワワさんがドローしたのは【16-030L】シャントット! 「【9-114C】不浄王キュクレインではなく【2-049H】アスラを回収すべきだったか?」と嘆くやぶさんのフォワードをすべてダルにし、最後の1点を刻んで勝利しました。優勝おめでとうございます!



 『MASTERS 2026 3rd season』は今週末の『Standard Championship 2026 2nd』を挟んで、次回は9月12日に福岡県福岡市で開催されます。皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 2026 3rd season』イベントページはこちら

『MASTERS 2026 3rd season 徳島』トップ4デッキリスト

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。


■ベスト4:しーゆー  デッキ:火風ジタン