第489回:『MASTERS 2025 2nd season 横浜』トーナメントレポート

 全国で展開中の公式トーナメント『MASTERS 2025』は6月から『2nd season』に切り替わりました。初戦となった『MASTERS 2025 2nd season 横浜』のレポートをお届けします。

MASTERS 2025 2nd season 横浜【スタンダード】


 6月8日、神奈川県横浜市の「AP横浜」にて『MASTERS 2025 2nd season 横浜』が開催されました。2ndシーズンの開幕戦は参加者62名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント3回戦で行われました。

 前週の『Standard Championship 2025』は新カードを最大限に活用した「FFIVユウナ」デッキがセンセーショナルな活躍を見せつつ、長く環境の第一線にあった「光の戦士」が優勝するという結果でした。1つの節目を経て、『2nd season』初戦のデッキ分布は以下のとおりとなりました。


7名:「騎士」
6名:「火単」「FFIVユウナ」
5名:「光の戦士」
4名:「水雷モンスター」
3名:「土水」「氷水」「バイキングユウナ」
2名:「火水戦士」「氷雷タークス」「FFXIII」「氷雷FFVIII」
1名:「風単」「土単」「雷単」「氷雷」「火風土」「風土雷」「風水踊り子」「火氷土ソルジャー」「火風雷クラスゼロ」「土雷水バッシュ」「水単レオ」「氷雷ラーヴァナ」「雷水クリスタル」「水単モンスター」「土雷水FFXIV」「火氷雷コスト3WoL」「古代人コンボ」


 決勝トーナメントには「FFIVユウナ」と「騎士」が各2名、「光の戦士」「火水戦士」「水単レオ」「バイキングユウナ」と、【25-104L】ユウナを使ったデッキが半数以上を占める構成となりました。

 決勝には「光の戦士」のはらさんと「バイキングユウナ」のモンディさんが勝ち上がりました。

 1ゲーム目、モンディさんは後手2ターン目の【13-097C】バイキングが外れて思うように展開が進まず、対するはらさんは4枚の「光の戦士」バックアップから【19-102L】レフィアという黄金パターンを作り上げます。モンディさんはこの状況への解決策を見い出せず投了。はらさんが1ゲームを奪います。

 2ゲーム目、先攻のモンディさんが2ターン目に【20-125R】ローザ【20-075L】セシルと並べ、ジョブチェンジした【16-051L】セシルから【6-048C】シンラ、さらに【25-104L】ユウナとつなげてはらさんを展開で圧倒します。【25-104L】ユウナのアビリティで相手を凍結させて妨害しつつ、一撃必殺を狙ってフォワードを追加していくモンディさんに対し、はらさんは手札を切りつつ少しずつ光の戦士を並べていきます。
 フィールドに十分なフォワードがそろい一気にアタックを仕掛けるモンディさんですが、はらさんは6点目のダメージで【14-113R】リヴァイアサンをめくり、EXバーストでなんとかしのぐことに成功します。九死に一生を得たはらさんは返しのターンで凍結も解け、【23-125R】ノクティスから【10-043H】アルクゥ、そして【18-012L】ファリスと怒涛の展開で一気に戦況をひっくり返します。モンディさんも残り1ダメージをもぎ取ろうと奮闘しますがあと一歩及ばず。はらさんが鮮やかな逆転勝ちで『MASTERS 2025』では早くも4回目の優勝を飾りました。おめでとうございます!

 『MASTERS 2025 2nd season』、今週末は6月14日に北海道札幌市(スタンダード)で開催されます。皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 2025 2nd season 横浜』トップ8デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。