第172回:Card of the Week 今週の一枚(2019/06/06) 

 皆さん、こんにちは! RBです。これまでにお披露目してきた『Opus IX: LORDS & CHAOS』の素晴らしいカードに期待が高まっていることを願っています! 今週は、たくさんのプレイヤーが熱望していた効果を持つ新しいカードをご紹介したいと思います。火をのぞくすべての属性は使用する際に複数の選択肢の中から選んでアクションを発動させることができる召喚獣があります。ですが、それも『Opus IX』で変わります。火属性もついに【9-002H】イフリータ/Ifritaでそれが実現できます!

 イフリータは2016年に『メビウスファイナルファンタジー』に登場した、比較的最近の『ファイナルファンタジー』のキャラクターであるため、設定という面ではあまりたくさんのことが語られません。別バージョンのイフリータが同じく2016年に『ワールドオブファイナルファンタジー』に登場しています。炎の女神である彼女は、他の人の魂から力を奪い、歯向かう者すべてを蹂躙します。

 さて、実際にカードを見て見ましょう!

【9-002H】イフリータ/Ifrita

 【9-002H】イフリータはコスト3CPの火属性の召喚獣で、アビリティは

「以下から1つを選択する。あなたのブレイクゾーンに【カード名(イフリータ)】か【カード名(イフリート)】があわせて5枚以上ある場合、代わりに最大3つまで選択する(コストを支払う前に5枚以上必要である)」。

・フォワード1体を選ぶ。それに7000ダメージを与える。
・コスト3以下のモンスターを1体選ぶ。それをブレイクする。
・対戦相手のコントロールするすべてのフォワードに3000ダメージを与える。

 対戦の序盤では、【9-002H】イフリータは比較的シンプルな召喚獣で、フォワードやモンスターを倒すための選択肢がいくつか与えられます。

 しかし、彼女のパワーを蓄積できれば、1回の攻撃でパワー10000のフォワードとモンスターを倒し、対戦相手の残りのフォワードに3000ダメージを与えることができてしまいます!

相性の良いイフリート

 【9-002H】イフリータと組み合わせられる召喚獣「イフリート」は複数種類存在します。

 【8-003C】イフリートは通常時は4000ダメージをくりだし、火属性のバックアップ1体につき1000ダメージ追加されます。火属性のバックアップ5体で9000ダメージの「EXバースト」となる火単デッキに適しています。【7-005C】イフリートは手札から使用すると7000のダメージを与えますが、「EXバースト」として使用する際には、ほかのバックアップや条件を満たす必要なく8000ダメージを与えます。

 また、【5-003C】イフリートも【9-002H】イフリータと非常に相性がよいです。このカードは通常時はフォワードに5000ダメージを与えますが、手札から【カード名(イフリート)】を捨てると該当カードへのダメージは10000になるのです! 対戦相手のフォワードを素早く倒しつつ、【カード名(イフリート)】をブレイクゾーンに入れる機会を与えるよい効果ではないかと思います。


さらに活用するために

 もちろん、【9-002H】イフリータや各種イフリートを使いこなすためにほかのカードも必要になってきます。予想できると思いますが【7-004C】イフチーは、ブレイクゾーンに置くための【カード名(イフリート)】を探し出すことができるフォワードのモンスターです。【7-004C】イフチーはコスト2CPでパワー4000のフォワードで、アビリティは「イフチーがフィールドからブレイクゾーンに置かれたとき、【カード名(イフリート)】を1枚サーチし、手札に加えてもよい」とあります。【7-004C】イフチーを使って【9-002H】イフリータをサーチすることはできないものの、【9-002H】イフリータがフィールドに出る頃には地獄の火炎を繰り出せるように準備を整えることが可能です。【9-002H】イフリータがフルパワーになった段階で、彼女をブレイクゾーンから取り戻して再びプレイできるよう【8-007C】黒魔道士を入れておくとよいでしょう!

 最後に、多くのプレイヤーは【6-010H】朱雀のルシ セツナを有効活用する機会を待望していたかと思います。彼女はコスト6CPのバックアップで、フィールドアビリティは「あなたの火属性の召喚獣がフォワードにダメージを与える場合、代わりのそのダメージは1000多くなる」とあります。また、オートアビリティとして「朱雀のルシ セツナがフィールドに出たとき、コスト4以下の火属性の召喚獣1枚をサーチし、それをコストを支払わず召喚してもよい。」とあります。【9-002H】イフリータも各種イフリートもダメージを与えることに特化したカードなので、ダメージをさらに1000引き上げることは効果的です。【カード名(イフリータ)&(イフリート)】のカウントを増やし、EXバーストを強化することに繋がるため、対戦序盤でサーチ効果を利用することもよいですし、ゲームの後半で【6-010H】セツナが出てきても【9-002H】イフリータをサーチし、対戦相手のフォワード1体に12000のダメージ、残りのフォワードに4000のダメージ、そしてモンスターを1体ブレイクゾーンに送ることができます!

 以上、【9-002H】イフリータはいかがでしたか? 彼女はあなたのデッキに火をつけて、相手のフォワードを地獄の火炎で焼き尽くす召喚獣となると思いますか? また、火属性とその他の属性を組み合わせて【9-002H】イフリータと、彼女と相性のあるカードを有効活用できるデッキのアイディアを思いつきましたか? このほかに『Opus IX』からどんなカードを紹介して欲しいですか?
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 来週が待ちきれないことと思いますが、次回は景山さんが新しい水属性のカードを紹介しに帰って来ます!お楽しみに!

 ~RB