第142回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『名人戦 関東地区予選』トーナメントレポート

 11月18日、横浜の「AP横浜西口」にて『名人戦 関東地区予選』が開催されました。2月23、24日に開催される『名人位決定戦』への参加権利獲得を目指す新シーズンのスタートと、『OPUS VII』発売後初の国内公式大会ということで参加者の使用デッキにも一層注目度の高い大会となっているのではないでしょうか。参加者は前回を上回る67名を迎えスイスドロー7回戦+プレーオフ1回戦で行われました。

 名人戦は参加者数に応じたスイスドロー形式によるトーナメントを行ない、成績上位者はそのまま名人位決定戦への参加権利を獲得し、プレーオフラインに到達したプレイヤーは対応した順位のプレイヤー同士での権利獲得戦を行ないます。

 全体のデッキ使用率は単色系のデッキが大多数を占め、その中でも「水単」と「氷単」がそれぞれ1番2番人気となっていました。また使用属性が同一でもデッキの採用カードが大きく異なる構築が多く見受けられ、今後も属性以上に細かいアーキタイプが登場してきそうです。

 そんな中、優勝を果たしたプチデビさんが選択したデッキは「水風」デッキ。
 『OPUS VII』で収録された【7-127L】ユウナと【6-118C】占星術師によるアドバンテージと、【1-199S】パインや【6-126R】レイラなどのコストの軽いフォワードを並べ【3-065L】バッツによる連続アタックで仕留めるというデッキタイプは、これからの『名人戦』でもメタゲームの一角となりそうです。

 また、成績上位による権利獲得者は全てデッキタイプが分かれており、群雄割拠の結果となっています。

 『名人戦』新シーズンの幕開けとなった今大会の結果が、つづく各地での『名人戦』や11月24、25日に控える『WORLD CHAMPIONSHIP』でのデッキにどのような影響を与えるのか、要注目です。

TOP12デッキリスト