第541回:『第七期名人位決定戦』トーナメントレポート

 2月21日に東京のスクウェア・エニックス渋谷オフィスにて『第七期名人位決定戦』が開催されました。
 全国10会場で展開されてきた『第七期 名人戦』の決勝大会で、7代目となる"FFTCG名人"が決定するトーナメントです。
 権利獲得者51名が全員参加して行われた熱戦のレポートを、トップ8のデッキリストとあわせてお届けします。

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予選ラウンド

 本大会はスタンダードの1デッキ制で、予選ラウンドはスイスドロー6回戦で行われました。

 「火単」「光の戦士」「騎士」「戦士」が上位層で拮抗していた「発見の旅路」環境ですが、環境の総決算となるこのトーナメントでのデッキ分布はこのようになりました。

 トップ8は「光の戦士」×2以外はすべてデッキタイプが分かれました。決勝大会といえば使用者1名から勝ち上がってくるデッキもよく見られますが、今回はすべて使用者3名以上のアーキタイプで占められており、環境の成熟ぶりが見て取れます。

準々決勝(結果)


どぶろく(光の戦士) 2-0 ぱっつぁん(氷水モンスター)
ai_fftcg(コスト3WoL) 2-1 eureka(風単)
Manasource(戦士) 2-1 やぶ(光の戦士)
まっすー@あそくま(騎士) 2-1 チョココロネ(土水カオスアーク)

準決勝

ai_fftcg(コスト3WoL)対 どぶろく(光の戦士)

[1ゲーム目]
 ai_fftcgさんの【21-121L】ウォーリアオブライトにどぶろくさんが【12-002H】アマテラスで対応するところからゲームが始まります。お互いに激しく手札を消費せざるをえず満足に展開できないなか、早期の決着を図るai_fftcgさんに対し、光の戦士のフォワードを駆使して耐えるどぶろくさんが少しずつゲームを有利に進めていきます。タイトなシーソーゲームを制したどぶろくさんが1ゲームを先取します。

[2ゲーム目]
 【19-014C】ルーネスしか置けるバックアップがなく厳しい立ち上がりになったどぶろくさんに対し、【27-028H】シーモアで攻勢を仕掛けたai_fftcgさんが序盤で大きな優位を築き上げ勝利。さくっとゲームカウントを取り返します。

[3ゲーム目]
 後攻1ターン目から【24-005L】クライヴを繰り出したai_fftcgさんは、増やした手札で次々にフォワードを展開していきます。【24-005L】クライヴを直接対処できないどぶろくさんはギリギリで負けないラインを見極めながらEXバーストやDamage 3のアビリティを駆使して逆転の機会をうかがいますが、不要なアタックを仕掛けず丁寧に【26-125R】異端の騎士 ガーランドで反撃の芽を摘み切ったai_fftcgさんが押し切って勝利。決勝に駒を進めました。



Manasource(戦士)対 まっすー@あそくま(騎士)

[1ゲーム目]
 まっすー@あそくまさんは先攻を活かすべく【18-015R】ラムザをデジョンして序盤から押しますが、Manasourceさんの【18-107L】アクスター【21-130S】ノクティスによって綺麗に【24-001L】イフリート [XVI]を除去されてしまうと、たちまち防戦を強いられる展開となります。再びの【18-015R】ラムザから【22-097L】クリルラに望みを託すものの増援は1体しか現れず。Manasourceさんが勝利します。

[2ゲーム目]
 再び先攻のまっすー@あそくまさんは【21-115C】ラーサーから【12-126R】ガウェインの好スタートを切り、【18-107L】アクスターでダル凍結されないように【18-015R】ラムザをデジョンして細かく攻めていきます。対するManasourceさんはバックアップを並べてどっしり構え、【18-015R】ラムザのデジョンにはしっかり【12-002H】アマテラスを当てます。まっすー@あそくまさんは【22-097L】クリルラでさらに展開しますが、Manasourceさんが【21-010H】タイヴァスから【18-107L】アクスターで時間を稼いで「戦士」デッキ側の土俵に持ち込み、そのまま押し切って勝利。2連勝で決勝に進出しました。  

決勝

Manasource(戦士)対 ai_fftcg(コスト3WoL)


 決勝はManasourceさんの「戦士」とai_fftcgさんの「コスト3WoL」による、コスト3のカードを軸に据えたデッキ同士の対戦となりました。どちらが勝っても公式トーナメントの決勝大会で初の優勝、初の名人位獲得を果たすことになります。


[1ゲーム目]
 ai_fftcgさんは【21-045C】ゴブリンプリンセスから【21-121L】ウォーリアオブライトをサーチし2ターン目にキャストする理想的なスタートを切りますが、これには【12-002H】アマテラスを合わされます。返しのターンでManasourceさんが【19-099R】ヨーゼフからの【21-035C】ミンウでバックアップを順調に伸ばす一方、ai_fftcgさんは動くことができず【24-035C】マティウスを踏んでさらにアドバンテージの差が開いてしまいます。そのままバックアップの枚数差を足がかりに築いた有利を維持しきってManasourceさんが名人へ王手をかけます。

[2ゲーム目]
 2ターン目に手札を使い切ってバックアップ、【25-111H】皇帝【24-005L】クライヴと一挙に展開し能力でカードを2枚引いてターンを返したai_fftcgさんに対し、Manasourceさんは【21-010H】タイヴァスから自身のサーチ能力にスタックしてアクションアビリティを起動しての【21-001R】ウォードでカードを引かせずに【25-111H】皇帝を除去するという綺麗な返しを見せます。さらにai_fftcgさんの手札が(サーチを経由していない)素引きの2枚しかない今が好機と判断し、手札を2枚切っての【13-125R】ユウヅキまで展開します。決勝トーナメントがデッキ公開制であることを活かした好プレイでしたが、返しのターンで2枚ドローしたai_fftcgさんの4枚の手札には雷属性のCPを生み出すための【14-124H】ゼロムス、さらには顕現のための火属性のカードまで持っていたため、Manasourceさんのフィールドは壊滅してしまいます。これが決定打となりai_fftcgさんがゲームを取り返し、決着は最終ゲームに持ち込まれます。

[3ゲーム目]
 【26-004C】エルウィン【21-010H】タイヴァスをサーチするManasourceさんの初動に対し、ai_fftcgさんは逡巡ののち1ターン目から手札を4枚切っての【21-121L】ウォーリアオブライトをキャストします。【12-002H】アマテラスがあれば即敗着というリスクもはらんだプレイでしたが無事に通り、2枚の【25-008C】警備兵をめくって最高のリターンを得ます。Manasourceさんも【21-010H】タイヴァスから【27-022C】カルを着地させ、互いに2体のバックアップとパワー9000のフォワードが並ぶ互角の盤面ができあがります。
 しかしここからai_fftcgさんが手札を切って【26-030C】シド [WOFF]をキャストするのみでバックアップを活用しきれなかったのに対し、Manasourceさんは【26-011C】ナジでサーチした【18-130L】フリオニール【21-010H】タイヴァスで着地させ1ドローに加えてダメージレースを先行、返しのターンに【22-112R】ザックス【24-121H】鉄巨人 [SOPFFO]【21-010H】タイヴァスを退けられるものの、【24-001L】イフリート [XVI]に顕現してそれらをまとめて除去し【19-019R】ヴィンセントでai_fftcgさんに手札を2枚切っての【12-002H】アマテラスを強要と、ManasourceさんがパワフルにCPのアドバンテージを重ねるターンが続きます。ai_fftcgさんも【14-023L】ギルガメッシュ [FFBE]で打開を図りますが、【24-001L】イフリート [XVI]の『スピットフレア』を合わされ、ダメージもアドバンテージも覆らないものとなり投了。

 熱戦を制したManasourceさんが7代目の "FFTCG名人" に輝きました。おめでとうございます!  

 これで『第七期 名人戦』のシーズンは終了しました。地区予選は天候の優れない中での開催もありましたが、皆さまのご協力のおかげで予定のスケジュールを無事消化することができました。ご参加ありがとうございました!

 すでにお知らせしているとおり4月から『MASTERS 2026』がスタートし、『世界選手権 2026』に至る公式トーナメントのロードマップが再び始動します。春からの公式トーナメントでも、皆さまのご参加をお待ちしております!  

▲ベスト4:まっすー@あそくまさん

▲ベスト4:どぶろくさん

▲準優勝:ai_fftcgさん

▲優勝:"第7期FFTCG名人" Manasourceさん

『第七期名人位決定戦』トップ8デッキリスト

※リスト内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。