第528回:『第七期 名人戦 四国地区予選』『第七期 名人戦 北海道地区予選』トーナメントレポート

 冬の風物詩となっている公式トーナメント『第七期 名人戦』。今回は『四国地区予選』と『北海道地区予選』のレポートをお届けします。

四国地区予選(12月20日・高松市)


 12月20日、香川県高松市の「レグザムホール」にて『第七期 名人戦 四国地区予選』が参加者16名によるスイスドロー4回戦+プレーオフ1回戦で行なわれました。

 『世界選手権 2025』で活躍した【22-049H】バッツ型の「光の戦士」、【27-028H】シーモア【27-019H】イシェといった氷属性の強力なフォワードを新たに得た「火氷戦士」が人気を集めました。その反面「騎士」デッキは1名のみと大幅に減らしており、環境の序盤からメタゲームの動きが感じられます。


 デッキ分布は以下のとおりです。

4名:「光の戦士」
3名:「火氷戦士」
2名:「火単」
1名:「氷単」「土単」「氷土」「水雷暁の血盟」「騎士」「クラスゼロ」「古代人コンボ」  

 スイスドロー4回戦を全勝し、優勝を果たしたのは【22-049H】バッツ型「光の戦士」のやぶさんでした。おめでとうございます! 同じタイプの「光の戦士」はプレーオフにも進出しており、「発見の旅路」環境でも活躍が見られそうです。

『第七期 名人戦 四国地区予選』上位・通過者デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。


北海道地区予選(12月21日・札幌市)


 12月21日、北海道札幌市の「カタオカビル」にて『第七期 名人戦 北海道地区予選』が参加者11名によるスイスドロー4回戦+プレーオフ1回戦で開催されました。

 前日の『四国地区予選』では数を減らしていた「騎士」デッキがここでは一番人気を集めました。「発見の旅路」の発売以降、相性の悪い「戦士」や「火単」が勢力を伸ばしつつありますが、デッキの瞬発力はまだ一線級で、決してガードを下げられません。以下が11個のデッキの分布です。


4名:「騎士」
2名:「戦士」「土単」
1名:「火単」「風水」「氷水モンスター」  

 スイスドロー4回戦を唯一の全勝で優勝したのは「戦士」デッキのマキナん@キャッチMAXさんでした。「戦士」デッキは火属性を中心に、氷属性か水属性を加えて構成されることが多いですが、マキナん@キャッチMAXさんは「火氷」で勝利を収めています。氷属性を採用することでLBデッキに【22-114H】ヴィクトラ【24-121H】鉄巨人 [SOPFFO]を使えるので、「騎士」デッキをはじめとしたアグロデッキに負けづらくなっています。おめでとうございます!



 『第七期 名人戦』、次回は12月27日に大阪府大阪市で『近畿地区予選』が開催されます。いろんなことがあった2025年の公式トーナメントもこれがラストです。皆さまのご参加をお待ちしております!

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『第七期 名人戦 北海道地区予選』上位・通過者デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。