第513回:『MASTERS 2025 3rd season 和歌山』トーナメントレポート

 全国で展開中の公式トーナメント『MASTERS 2025』、今回は『MASTERS 2025 3rd season 和歌山』(スタンダード)のレポートをお届けします。

MASTERS 2025 3rd season 和歌山【スタンダード】


 9月20日、和歌山県和歌山市の「和歌山ビッグ愛」にて『MASTERS 2025 3rd season 和歌山』(スタンダード)が開催され、参加者31名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行われました。

 『深淵のガンスリンガー』の発売から1か月以上が経ちましたが、スタンダードでの公式トーナメントはこれがまだ2回目です。デッキ分布は以下のとおりとなりました。


9名:「騎士」
4名:「光の戦士」
3名:「火土水モンスター」「土単」「土水カオスアーク」
2名:「風単」
1名:「火雷FFXIII」「火水戦士」「氷単」「氷雷水FFXIII」「風雷クラスゼロ」「土雷水カオスアーク」「コスト3WoL」


 1番人気は「騎士」でした。『深淵のガンスリンガー』から新たに追加されたバックアップ【26-030C】シド [WOFF]【21-119H】レナと合わせてEXバースト対策を分厚くしており、「光の戦士」へのけん制がより鋭さを増しています。2番人気の「光の戦士」は「土水カオスアーク」の復権と「騎士」の流行により向かい風の印象を受けますが、しっかりバックアップを伸ばせた場合の出力は相変わらず環境随一を誇っています。

 トップ4は1番人気の「騎士」が独占する結果となり、決勝戦はヒチウ@あそくまさんとしきさんの組み合わせとなりました。

 1ゲーム目、予選ラウンドの順位により先攻のヒチウ@あそくまさんはまず【22-006H】ガーランドで相手の小型フォワードをけん制する構えをとります。対するしきさんは【21-115C】ラーサーから【12-126R】ガウェインをサーチしてそのままキャストし、準備を整えます。そこからヒチウ@あそくまさんは【12-126R】ガウェイン、しきさんは【18-015R】ラムザでお互いにフォワードを大量展開しますが、ヒチウ@あそくまさんが出していた【22-006H】ガーランドがフォワードどうしの競り合いで大暴れし、1ゲーム目はヒチウ@あそくまさんが取ります。

 2ゲーム目、先攻のしきさんは【4-138R】メルウィブから【12-126R】ガウェインをキャストし準備にあてます。後攻からまくる必要のあるヒチウ@あそくまさんですが、手札が振るわず【18-034R】ラスウェル【13-023R】シャルロットでごまかすことしかできません。しきさんは順当に【18-015R】ラムザ【22-097L】クリルラから大量展開し、ゲームカウントをタイに戻します。

 3ゲーム目、先攻のヒチウ@あそくまさんが【12-126R】ガウェインで手札を整えターンを返してきたのを見て、しきさんは先にフォワードを展開するべく【21-115C】ラーサーから即座に【18-015R】ラムザをキャストし【22-097L】クリルラを釣ろうとしますが、【12-002H】アマテラスでくじかれてしまいます。最序盤の駆け引きを制したヒチウ@あそくまさんが【18-015R】ラムザ【22-097L】クリルラからしっかり展開してそのまま勝利。優勝を勝ち取りました。おめでとうございます!

 『MASTERS 2025 3rd season』も残すはあと2回となりました。次回は9月27日に宮城県仙台市(スタンダード)で開催されます。皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 2025 3rd season 和歌山』トップ4デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。