第394回:『日本選手権 2023 Summer 浜松予選』トーナメントレポート

 公式トーナメント『日本選手権 2023』のレポート。今回は『日本選手権 2023 Summer 浜松予選』(L3構築)のレポートをお届けいたします。

日本選手権 2023 Summer 浜松予選【L3構築】


 7月2日、静岡県浜松市の「アクトシティ浜松」にて『日本選手権 2023 Summer 浜松予選』(L3構築)が開催され、参加者25名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。


 仙台予選から3週空いてのL3構築でのトーナメントでしたが、そこでも優勝していた「4属性WoL」が引き続き人気を集め、2番手グループには「火雷FFXIII」や夢の三兄弟を駆使する「火氷雷」に加えて「氷雷」など「4属性WoL」を意識したデッキが並ぶ格好となりました。デッキ分布は以下のとおりです。

8名:「4属性WoL」
3名:「火雷FFXIII」「火氷雷」
2名:「氷雷」「風雷」
1名:「水単WoL」「土水」「土雷」「風土水」「火土雷」「火風雷」「6属性」  

 決勝戦は「4属性WoL」のはらさんさんと「火雷FFXIII」のしどさんの、すでに予選を1回優勝しているプレイヤーどうしの組み合わせとなりました。スイスドローの最終戦と同じマッチアップで、その際ははらさんさんが勝利しています。

 1ゲーム目、後攻のしどさんは【19-129S】ヴァニラ【18-013R】ファング【19-137S】ホープと展開するロケットスタートを決め、【17-090R】イクシオンのような複数除去の手段を持たない「4属性WoL」にとってはいきなり苦しい展開を迎えます。はらさんさんは【18-120H】ティファ【18-013R】ファング【19-064R】フェンリル【19-138S】ライトニングを続けて除去するもリソースを大きく失ってしまいます。2枚目の【18-013R】ファングを出して攻勢を緩めないしどさんに対し、はらさんさんも【18-111L】バッシュから【19-057L】ケフカをサーチして耐える構えを見せたものの、【19-129S】ヴァニラのスペシャルアビリティ「ウィーガ」×2と【18-074L】ギルガメッシュで押し切ったしどさんが先取しました。

 2ゲーム目、またしても後攻のしどさんが【18-014R】ミース【18-013R】ファング【19-137S】ホープと展開する上々の立ち上がりでゲームを動かします。ここではらさんさんは【17-014R】バハムート【18-016C】ルールーの合わせ技でそれらを除去し、いよいよ形勢が傾いたかに思われましたが、しどさんは2枚目の【18-013R】ファング【19-129S】ヴァニラ、さらに【19-137S】ホープをサーチとまったく攻め手が途切れません。この強烈な動きに思わず「マジか」と声がもれるはらさんさんでしたが、一度は【19-138S】ライトニングのアタックを許しながらも冷静に【19-118L】ユウナ【19-057L】ケフカで対処して反撃を狙います。しかし返しのターンのドローでそろった【19-138S】ライトニング【19-104H】マディーンがすべてを解決し、しどさんが予選2回目となる優勝を勝ち取りました。おめでとうございます!


 『日本選手権 2023 Summer』、今週末は7月8日に和歌山県和歌山市(L3構築)で開催されます。
 皆さまのご参加をお待ちしております!

『日本選手権 2023 Summer 浜松予選』TOP4デッキリスト【L3構築】