第366回:Card of the Week 今週の一枚(2023/02/17) 

 皆さんこんにちは! 『FFTCG』プロデューサーの景山太郎です。3月24日発売のブースターパック『悪夢より来たる』の新カードを紹介する「今週の一枚」。今回紹介するのは雷属性のレジェンドのフォワードにして、オグロアキラさん描き下ろしの1枚になります。

 それではさっそく見ていきましょう。今回紹介するのは【19-077L】ゴルベーザです。

【19-077L】ゴルベーザ

 『ファイナルファンタジーIV』の象徴の1つである月をバックにたたずむ姿は強者の風格を感じさせますね。このカッコよさはぜひフルアートのカードでご確認いただければ。

 さて、それではカードのアビリティに関して説明していきましょう。【19-077L】ゴルベーザはコスト4、パワー8000、デジョンとオートアビリティ、フィールドアビリティを1つずつ持ちます。デジョンは通常の場合、フォワードを通常のコストよりも軽いコストで(しかしその分タイムラグがある形で)フィールドに出せるというものですが、【19-077L】ゴルベーザの場合は、デジョンによってゲームから除外されていること自体に意味があります。どういうことかというと、オートアビリティの内容を見ていただくとわかると思います。

 【19-077L】ゴルベーザの持つオートアビリティは『ゴルベーザからデジョンカウンターが1つ取り除かれるたび、あなたの手札から【ジョブ(ゴルベーザ四天王)】1枚をフィールドに出してもよい。そうしたとき、カードを1枚引く。このアビリティはゴルベーザがゲームから除外されている場合にしか発動しない。』というものなのですが、デジョンカウンターを取り除くたび、要するに自分のターンの第1メインフェイズのはじめに毎回【ジョブ(ゴルベーザ四天王)】をフィールドに出すことができるのです。【19-077L】ゴルベーザに置かれるデジョンカウンターは4つ。つまり、うまくいけば4体のゴルベーザ四天王すべてを出すことができるかもしれません。しかもこのアビリティ、カードを1枚引く効果がついているので手札を減らすことなくフォワードの数を増やせるのです。

 さらに【19-077L】ゴルベーザはフィールドアビリティで【ジョブ(ゴルベーザ四天王)】のパワーを恒常的に+3000します。ただし、これはゴルベーザがフィールドに出ていないと意味がないので気を付けたいところです。

相性のよいカード

 このカードを使う以上【ジョブ(ゴルベーザ四天王)】は多めにデッキに投入しておくべきでしょう。中でもスペシャルアビリティを持つ【17-133S】スカルミリョーネ、フィールドに出たときのアビリティを持つ【3-066R】バルバリシア、コストは重いが打撃力のある【3-024R】ルビカンテ、後続が出るたびに水カウンターを置ける【13-091H】カイナッツォなどはおすすめできます。軽めのフォワードはもちろん自力で出すこともたやすいのですが、ノーコストで出せればそのぶんほかのことにCPを回せますし、属性が合わずにキャストできない、なんていうこともなくなります。

 次回も連投で自分の番になります。主役キャラクターがたくさんいる作品から”絵を使うキャラクター”を紹介します。お楽しみに!