第332回:Card of the Week 今週の一枚(2022/07/08)

 皆さんこんにちは、リシェルです!

 『反撃の雄たけび』の「今週の一枚」で私が紹介する2枚目のカードは、リリース以来私が毎日欠かさず遊んでいるゲーム 『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』からです。こちらの大ヒットモバイルゲームから『FFTCG』にも少しずつ新しいキャラクターが追加されつつあり、とてもワクワクしております。
 今週ご紹介するカードは物語の非常に重要な人物である、ウェズエットの王女であり、ストーリー第2部における第3の主人公「グラセラ・ウェズエット」です。

 それでは、より詳しく見ていきましょう!

【17-113L】グラセラ・ウェズエット

 【17-113L】グラセラ・ウェズエットは、パワー7000、【カテゴリ(FFBE)】、【ジョブ(ヴァルキリー)】、そして3つのアビリティを持つコスト3の水属性のフォワードです。1つ目のフィールドアビリティによって、あなたの【カテゴリ(FFBE)】のキャラクターのスペシャルアビリティのコストは、通常必要な同名のカードではなく、クリスタルで支払うことが可能になります。グラセラ自身もフィールドに出たときにクリスタルを1つ獲得することができます。そして、グラセラはスペシャルアビリティ「シュアリーバースト」を持っており、コストとして 《S》《水》《1》 を支払うことで、フォワード1体を選び、あなたのコントロールするキャラクター1体につき2000ダメージを与えます。

 【17-113L】グラセラ・ウェズエットは『FFTCG』ではわりと最近導入されたメカニズムである「クリスタル」のリソースを軸として、(【カテゴリ(FFBE)】のカードが本格的に登場した)『Opus VIII』以降のカードを中心としたデッキ構築を志向させてくれるカードとなります。スペシャルアビリティを持つ『FFBE』のキャラクターについては後述しますが、まず見るべきは彼女自身にスペシャルアビリティが備わっており、フォワードの排除を確かなものにするだけの数のキャラクターが出そろえば、すぐにでもクリスタルを使って「シュアリーバースト」を発動できるようになっています。

相性のよいカード

 そして、【カテゴリ(FFBE)】の最近のカードは『幻影戦争』のキャラクターが多いですが、彼女のアビリティの範囲はそこだけにとどまらないことを覚えておいてください。【8-134L】レインはグラセラと非常に相性がよく、クリスタル1個でスペシャルアビリティ「リーダーシップ」ですべてのフォワードにヘイストを与えたり、そのつどクリスタルを含むコストを支払えば「アンダーマイン」を複数回発動させて相手のフォワードを一掃することも可能です。【14-064R】キトンの「夢幻三段」は手札のキトン⇒クリスタル1個にスタートの敷居が下がり、比較的容易に打ち込むことができます。そして【13-028L】ファイサリスは、「プレミアムファイサリス弾」でフォワードに10000ダメージを与え、さらに手札を1枚捨てさせるという最強のオプションを持っており、グラセラはこのコストをクリスタル1個と氷属性 2CP だけにしてくれます。

 特に氷属性はこの『FFBE』とクリスタルという2つのテーマとの相性が抜群であり、グラセラの戦略にぴったりなキャラクターが多数登場します。【16-023H】アグリアスと【16-040R】ムスタディオはそれぞれクリスタルを獲得でき、コストが低いので「シュアリーバースト」の威力を上げるためにワイドに展開することが可能です。先ほどの【13-028L】ファイサリスと組み合わせれば、比較的簡単に相手の手札を攻めることもできるでしょう。【16-042R】ラスウェルは、【ジョブ(騎士)】がアタックしていた場合、ターン終了時に対戦相手の手札を1枚捨てさせるので、この戦略をさらに後押ししてくれます。先述した【8-134L】レインも【16-023H】アグリアスと同様に【ジョブ(騎士)】なので、その気になればしっかりと「水氷」デッキのリストを構成することは可能でしょう。

 ほかにも『反撃の雄たけび』では『FFBE』からキャラクターがたくさん登場しますので、グラセラを使った戦略やシナジーの可能性を追求することができます。
 いかがでしょうか? この叛逆の剣姫には興味をそそられるでしょうか? facebook.com/FinalFantasyTCG などでご意見をお聞かせください。

 次回は景山さんが、モーグリから遠く離れることのない、再来となるキャラを紹介します。


 では、また次回まで!  



 ~リシェル