第295回:『MASTERS 2021 大津』『MASTERS 2021 さいたま』トーナメントレポート

 『MASTERS 2021』、今月スタートした後半戦もあっという間に折り返し地点を向かえました。

 今回は『MASTERS 2021 大津』(L6構築)と『MASTERS 2021 さいたま』(スタンダード)のもようをお届けいたします。

MASTERS 2021 大津【L6構築】

 10月23日、滋賀県大津市の琵琶湖畔にある「ピアザ淡海」にて『MASTERS 2021 大津』(L6構築)が開催され、参加者24名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦が行なわれました。

 メタゲームは「土水」が最大人気の9名、「火水」が次点の7名と、デッキ選択やリストの中身もミラーマッチをかなり意識した構成が多く見受けられました。

 決勝戦は神楽さんとしらたまさんの「土水」デッキ対決となり、互いに直近の『MASTERS 2021 大阪』と『MASTERS 2021 岐阜』でそれぞれ準優勝している実力者どうしの対決となりました。

 勝負は1-1の接戦となり、最終ゲームはお互いに【9-068H】ドラゴンで相手の【14-116H】マシュリーのアビリティを十全に使わせないよう慎重なプレイングの応酬を経て、最後は神楽さんがしっかりとアタックで押し切る形でみごとに『MASTERS FINAL』への切符をつかみ取りました。おめでとうございます!

『MASTERS 2021 大津』TOP4デッキリスト


MASTERS 2021 さいたま【スタンダード】


 10月24日、埼玉県さいたま市の「大宮ソニックシティ」にて『MASTERS 2021 さいたま』(スタンダード)が開催され、参加者40人によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント3回戦で行なわれました。

 デッキの分布は前々週の『MASTERS 2021 千葉』の結果を受けて「チョコボ」を持ち込んだグループがおり最多の8人、次いで「土水」が7人で、「火水」と「水氷」がそれに続きました。

 決勝トーナメントに進出したのは「土水」が3人、「モンク」が2人、「火氷雷」「チョコボ」「氷水」が各1人ずつ。「モンク」を持ち込んだプレイヤーは3人中2人が決勝トーナメントに進出しており、勝率の高さがうかがえます。

 熾烈なトップ8を勝ち抜き決勝に残ったのは、「土水」のモーグリ大好きさんと「チョコボ」のリバップさんでした。

 このマッチアップで「土水」は相手の【14-042L】雲神ビスマルクを対処できる手段に乏しく、【9-051R】デブチョコボの複数回キャストから【14-042L】雲神ビスマルクでフィールドのフォワードを除去され続ける展開を覆せず、リバップさんが連続で押し切って優勝を果たしました。おめでとうございます!


 早くもメタゲームが動きはじめた『MASTERS 2021』。『対戦デッキ スターターセット アバランチ対神羅』のカードが参戦してくる次週以降にどんなデッキが出てくるのかとても楽しみです。



 今週末は10月30日に高知県高知市、10月31日に石川県金沢市(ともにスタンダード)で開催予定です。

 皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

『MASTERS 2021 さいたま』TOP8デッキリスト