第284回:『MASTERS 2021 鳥栖』『MASTERS 2021 下関』トーナメントレポート

 『MASTERS 2021』、先週末は九州・中国方面での開催となりました。
 今回は『MASTERS 2021 鳥栖』(L6構築)と『MASTERS 2021 下関』(スタンダード)のもようをお届けいたします。

MASTERS 2021 鳥栖【L6構築】

 7月10日、佐賀県の「鳥栖商工センター」にて『MASTERS 2021 鳥栖』が開催されました。
 フォーマットはL6構築。参加者は7名で、スイスドロー3回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。

 L6構築でのトーナメントは6月の横浜に続き2回目となります。デッキの傾向としては横浜同様に「火単」「土水」が人気を集めていた印象でした。ベスト4は「土水ドーガ」「火単」×2、そして「ヴァーサタイル」という顔ぶれに。決勝戦はサトツさんとあとら@あそくまさんによる「火単」対決となりました。

 ひと口に「火単」といっても、両者のアプローチはだいぶ異なります。サトツさんが【12-012L】テンゼンを軸とした「侍」型であるのに対し、あとら@あそくまさんはいわばグッドスタッフ型。【8-018R】マーシュや【13-002L】アクスターを採用することで、そのタイミングで欲しいカードにアクセスしやすい構築になっており、対応力を重視していることがうかがえます。

 決勝戦は「火単」ミラーらしく互いの【13-017H】レインや【13-130S】ランジートがフォワードを除去しあい、盤面が定着しない攻防が続きます。キーとなっていたのは【12-002H】アマテラスで、【10-132S】ティナや【8-007C】黒魔道士での回収を含めるとゲーム中に何度も召喚する機会があります。「どこで使うか」「どこで使わせるか」の駆け引きが常に発生する、緊張感あふれる対戦となりました。

 3本目までもつれこみ、制限時間70分をギリギリまで使い切る激戦の末、みごと優勝を勝ち取ったのはあとら@あそくまさんでした。おめでとうございます!

『MASTERS 2021 鳥栖』TOP4デッキリスト


MASTERS 2021 下関【スタンダード】


 7月11日、山口県の「海峡メッセ下関」にて『MASTERS 2021 下関』が開催されました。
 フォーマットはスタンダード。九州地方からのアクセスがよい立地であり、会場には前日の鳥栖に参加していたプレイヤーの姿も。それに中国地方のプレイヤーを加え、参加者13名でのスイスドロー5回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。

 これまでのスタンダードの「MASTERS」では氷系のデッキが目立っていましたが、この会場では突出して利用者の多いデッキタイプはありませんでした。ベスト4も「火雷」「火単」「氷単」「氷風」とバラバラに。そして決勝戦は前日の鳥栖からの連覇がかかるあとら@あそくまさんと、居ないヒトさんの対戦となりました。

 あとら@あそくまさんのデッキは引き続き「火単」で、前日のL6構築をスタンダード仕様に調整したデッキといった印象です。一方の居ないヒトさんは、大量に投入された「皇帝」や【13-022H】シド・ランデル&【13-034H】レメディなどによる、相手の妨害に特化した独特な「氷単」デッキ。何度もよみがえる【12-029L】皇帝で相手の手札を攻め立て、【13-022H】シド・ランデルを除去から守るという明確なコンセプトが感じられます。

 対戦では居ないヒトさんが狙いどおりに【12-029L】皇帝や【1-033C】アルガスで手札を刈り取りつつ果敢に攻め立てます。しかしながら低コストのフォワードを複数対処できる【12-016C】ブレイズや、終盤の消耗戦で軽い除去として有効な【13-012R】バハムートといったカードが要所で刺さり、最後のひと押しが届かない展開に。

 そこから立て直しに成功したあとら@あそくまさんが2連勝し、L6構築&スタンダードでの2階級制覇を達成しました。おめでとうございます!



  いよいよ盛り上がってきた『MASTERS 2021』ですが、先日おしらせしたとおり東京都を対象とした緊急事態宣言の発令を受け、8月22日までの予定はすべて延期となりました。
 皆さまにはご不便をおかけして申し訳ございませんが、ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。 今後の開催情報は決まり次第公式サイトなどでおしらせいたします。

 引き続き感染症対策はもちろんですが、本格的に夏を迎えますのでご自愛ください。イベントが再開したあかつきには、また皆さまとお会いできるのを楽しみにしています!

『MASTERS 2021 下関』TOP4デッキリスト