第250回:Card of the Week 今週の一枚(2020/08/20) 

 皆さんこんにちは。Timです!今日の「今週のカード」の記事では私の大好きなイラストレーターの板鼻さんによる、またもや、とても美しい描き下ろしカード、そしてフルアートカードをご紹介したいと思います。
 ご紹介するカードは『 FINAL FANTASY IX』に登場する女将軍、ベアトリクスです。繰り返しになりますが、このカードにはフルアートカードもございますのでぜひご確認ください。それでは彼女のアビリティを見ていきましょう。

【12-103H】ベアトリクス

 【12-103H】ベアトリクスは2CPの水属性、ジョブは「騎士」、カテゴリIX、パワーは5000のフォワードです。

 こちらのカードにはあなたのフィールドにベアトリクスか【ジョブ(騎士)】1体が出るたび、ターン終了時まであなたのコントロールするすべてのフォワードのパワーを+2000する。
《0》:このターン、あなたが次に【ジョブ(騎士)】のフォワードをキャストするためのコストは2減る(0にはならない)。このアビリティはあなたのターンにしか使えず、1ターンに1度しか使えない。

と書いてあります。

 私だけかどうかは分かりませんが、個人的には非常にこのカードにワクワクしています。ベアトリクスのテキストの最初の部分は【7-131S】ウォーリアオブライトとよく似ていますが、こちらのアビリティはすべての騎士で誘発するという点が追加されています。

 『FF-TCG』には多くの騎士が存在しています。さらにベアトリクスの第2のアビリティは、コストを2CP(1ターンに1回のみですが)減少させるため、騎士をさらに使いやすくすることができます。


相性の良い組合せ

 フィールドにいずれかのフォワードが1枚ある状態で、【5-118L】ラムザをベアトリクスとともに(2CP減らして)キャストするとフォワードのパワーを+4000することができるだけではなく、ラムザ自身のパワーを10000にし、ラムザはヘイストを得、コスト3以下のフォワードを1体ブレイクすることができます。

 また、もし【1-156C】オヴェリアが自分のフィールドにいれば、自分のフィールドにフォワードがいなくても同様の効果を得ることができます。さらに両方ともジョブが騎士のため、【1-134R】ゴルターナ公でサーチすることができます。

 また、ベアトリクスが輝くことのできる騎士はほかにもたくさんいます。【8-134L】レインは自分のすべてのフォワードに対してスペシャルアビリティでヘイストを与えることができるため、非常に頼もしいです。しかもレインはアタックしたときにパワーを+2000するだけではなく、対戦相手のフォワードのパワーを2000減少させます。

 あるいは【4-129L】スタイナーは3点以上のダメージを受けているときにカードを引くことができ、少ないCPでアドバンテージを得ることができます。【3-130R】カイナッツォや【10-140S】暗闇の雲などで水単での騎士デッキも十分かもしれません。

 特にベアトリクスは【3-144L】レナや【5-127R】クリルラなどと相性がよいので、自分のすべてのフォワードを強化したいのであれば有効に働くでしょう。



ほかの属性との組合せ

 ベアトリクスのほかの使いかたで非常にいいのが、火水デッキで【5-019L】フェニックス、あるいは【3-020H】フェニックスと使用することです。 フォワードを戻すだけではなく、自分のフォワードのすべてのパワーを2000増加させることができます。火水デッキならもちろん【8-016H】ビビとの相性もよさそうです。

 ベアトリクスは2CPのフォワードなので【5-005R】ガドーともシナジーがあります。彼のパワー10000に達し、アタックすることでベアトリクスにヘイストを与えるため、彼女も同一のターンにおいてパワー9000アタックをすることができます。

 また、戦術を立てるのが好きであれば、【1-135L】ゴルベーザはベアトリクス、【4-117R】ラムザ、【7-042H】ラスウェルでパワーを上昇させることができます。また、もしかすると将来、別の属性の2CPの騎士が登場することができるかもしれません。またこれに【1-112R】ディリータが続けば非常に頼もしいです。

 さあ、あなたはこのカードについてどう感じましたか? どのデッキで使用して、どうやってプレイしてみたいですか? あなたの考えや、今後取り上げるカードについて、あなたの意見をぜひ教えてください。

 次回の「今週の1枚」の記事をお楽しみに。私たちと同じくらい『Opus XII』を楽しみにしていてください!

 Tim