第221回:Card of the Week 今週の一枚(2020/02/27) 

 みなさん、こんにちは! 引き続き『Opus XI: Soldier’s Return(ソルジャーの帰還)』の『Card of the Week(今週の一枚)』をお届けするために戻って参りました……RBです! 通常、景山さんはヴィランについて、私はヒーローについて執筆することが多いのですが、先週ミラと一緒に時間を過ごしたことでもう少しばかりダークサイドに浸かっていたいという感情が芽生えてしまいました。そのような気分にあわせて公開するカードとしてこれ以上ふさわしいものはあるのでしょうか……。『Opus XI』闇属性のレジェンドカード【11-130L】セフィロスです!

 それでは見ていきましょう。

【11-130L】セフィロス

 ミッドガルに迫り来るセフィロスの重々しい存在感を『FINAL FANTASY VII REMAKE』のアートから感じ取ることができます! 近日発売予定の『FINAL FANTASY VII REMAKE』を祝うべく今回のカードはフルアートでも展開されます。

 【11-130L】セフィロスは4CPかつパワー10000の闇属性のフォワードで、【カテゴリ(VII)】【ジョブ(片翼の天使)】です。4CPのフォワードとしてそれだけの威力を備えていること自体すごいので明らかに裏があることにお気付きでしょう。【11-130L】セフィロスは「いずれかのプレイヤーが4点以上のダメージを受けている場合にしかフィールドに出すことができない」のです。彼のオートアビリティは次のように記載されています:「セフィロスがフィールドに出たとき、キャラクター1体を選ぶ。それをブレイクする。」 それに加えて『八刀一閃』という名のスペシャルアビリティも備わっており、こうあります:「フォワードとバックアップとモンスターをそれぞれ最大1体まで選ぶ。それらをゲームから除外する。このアビリティはすべてのプレイヤーが5点以上のダメージを受けている場合にしか使えない。」

 よって、『FINAL FANTASY VII』同様にセフィロスはゲーム終盤にならないと混沌に身を投じません。フィールドに出す条件が “いずれかのプレイヤー” と記載されているため、【11-130L】セフィロス は有利な状況を作るため、もしくは巻き返しを狙うために活用できます。厄介なキャラクターを排除できたり、極めて強力なフォワードであるだけでも【11-130-L】セフィロスを使うよい理由にはもちろんなりますが、『八刀一閃』を一貫して活用するにあたって、自ら受けたダメージを操る方法をデッキには潜めておくとよいでしょう。

相性のいいカード

 【11-130L】セフィロスは闇属性であるため、属性に縛られたデッキでプレイする必要がないので、ダメージの敷居へと持っていくにあたって役立つキャラクターのオプションが幾つか存在します。まず【5-086L】セシルのスペシャルアビリティ『あんこく』は複数回使用できるためすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。【5-086L】セシルと【11-130L】セフィロスを隣り合わせで活躍させることでブレイクの可能性もたくさん秘めています。【4-058C】サボテンダー 、または先日公開した【11-090L】クジャもそれぞれ風属性または雷属性のデッキにおいてはよいオプションになり得ます。

さらに活用するために

 さて、【11-130L】セフィロスのデッキを構築するにあたって必要な決定事項は異なる属性から選択するだけではありません。『八刀一閃』を発動させる機会を更に増やすため、それに付随してそのほかのセフィロスカードを1種または2種展開するとよいでしょう。【3-039R】セフィロスは「EX BURST」を持つオートアビリティで【11-130L】セフィロスをデッキの中からサーチできるため、よい選択肢ですね。とはいえ、ダメージ条件によってあなたの片翼の天使は手札に残されて身動きが取れなくなるかもしれません。そのような事態も考慮して、スペシャルアビリティを持つもう一つのセフィロス、例えば【7-034L】や【10-034H】などと運用するのも確固たるオプションになり得るでしょう。『シャドウフレア』の複数回使用はこれまでも既に氷・土属性のセフィロスデッキで活用されてきましたので、今回の新しいセフィロスはゲームの場面によって活躍するバージョンを分けて選択することで相乗効果を生むことができます。

 いかがでしたか? 片翼の天使と再会する準備は整いましたか? これは戦いに終止符を打つ、もしくは戦況を一気に変えてしまうカードになるでしょうか? 私の担当する『Opus XI』の『Card of the Week(今週の一枚)』もこれで最後ですが、来週はセフィロスとの相乗効果を期待できるもう一人のキャラクターを紹介するために景山さんが戻ってきます。

 それでは次にお会いするまで!

~RB