第220回:Card of the Week 今週の一枚(2020/02/20) 

 みなさん、こんにちは!RBです。『Opus XI』の『Card of the Week(今週の一枚)』も第三弾となりました! 今回は『Opus IV』以来、ひさびさの登場となるキャラクターの新しいバージョンをご紹介したいと思います。『光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』のミラです!

 それでは見ていきましょう!

【11-122H】ミラ

 【11-122H】ミラのカードデザインには、泉沢康久氏による『FF-TCG』描き下ろしの美しいイラストをあしらっており、セルキー族であるミラの光と闇の両方の側面を描いています。ゲーム本編について少し説明させてもらいますと、新しく魔王となったミラはその名にふさわしいことを証明すべく塔を建て、冒険者たちを悩ませるチャレンジを投げかけます。結果的に彼女は、多くの場合において人に哀れみを示し、その立派なリーダーシップによってモンスターと人との懸け橋のような存在となります。彼女のカードはその魂を引き継ぐだけでなく、「光と闇の姫君と世界征服の塔」のゲーム内の、ミラがほかのキャラクターに指示を出すというプレイスタイルを踏襲しているのです!

 【11-122H】ミラは2CP、パワー5000のフォワードで【カテゴリ(FFCC)】【ジョブ(魔王)】です。彼女は次のオートアビリティを持っています:「あなたがコントロールするミラ以外の【カテゴリ(FFCC)】のキャラクターがフィールドからブレイクゾーンに置かれたとき、それと同じカードタイプの【カテゴリ(FFCC)】のキャラクターカード1枚をサーチし、手札に加えてもよい。このアビリティは1ターンに1度しか発動しない」。また、ミラをダルにすることによって発動するアクションアビリティは「あなたのコントロールするフォワード以外の【カテゴリ(FFCC)】のキャラクター1体を選ぶ。それをアクティブにする。ターン終了時までそれはパワー8000のフォワードとしても扱う」とあります。

彼女のオートアビリティは、失ったキャラクター達を取り戻すという面では以前登場した【4-137L】ミラと似ています。ただし、このバージョンではモンスターに限定しておらず、共通のカードタイプであることのみが条件となります。唯一の制限としては、【カテゴリ(FFCC)】である必要があるため、デッキの中にターゲットとなる【カテゴリ(FFCC)】を多く入れることが重要となります。【11-122H】ミラのアクションアビリティは『FF-TCG』ではまったく新しいものになります。以前からモンスターをフォワードとして扱うことは可能でしたが、【11-122H】ミラは【カテゴリ(FFCC)】の「キャラクターカード1体」とだけ書いてあります。これが何を意味するのかと言うと、バックアップをフォワードに変えることができるのです! ただ傍観しているなんて、ミラが指揮を執っている間は許されませんよ! 【カテゴリ(FFCC)】にはかなり強力なバックアップが存在するので、 それらをアクティブにして、強力なアクションアビリティを再び使用することも可能です!

相性のいいカード

 【11-122H】ミラと一緒に使いたいカードの1つとしてすぐに思い浮かぶのが、【7-044H】アルハナーレムです。例えばチェリンカやユーリィ達を含むデッキを使用する時、彼のアクションアビリティを複数回使うことはスタンダードなテクニックの1つだと思います。もちろん、『FFCC』のキャラクターで攻撃したり、ダメージを与えたりしているので【7-054L】チェリンカを用いるのは至極当然だと思います。しかし、ユーリィにおいては『Opus XI』のブースターパックと一緒に登場予定の【PR-055】ユーリィをオススメします。このバージョンのユーリィであれば、どちらのアビリティも比較的容易に発動させることができ、カードをガンガン引くことができるでしょう。

さらに活用するために

 【4-131R】トンガリを、【カード名(ミラ)】もしくは【4-132R】トンベリーズ をサーチした後に、ミラのアドバイザー役として戦いに参入させることも可能です。

 【4-132R】トンベリーズはいつでも犠牲にできるので、【11-122H】ミラに振り回されることによって、強力な敵を素早く倒すことが可能になったりします。【8-058R】ノルシュターレンもなかなかの相性だと思います。というのも、【4-131R】トンガリをサーチしてから【11-122H】ミラをサーチすることによって複数の属性のバックアップを固定することができ、いち早く楽しいFFCCのカード達を使えるようになるからです! これだけサーチする機会が増やせることを考えると、土や火など、ほかの属性を追加することも可能になると思います! 【7-066C】カーバンクルがそのよい例で、【11-122H】ミラがフィールドに出ていれば、パワー8000のフォワードになるため、バックアタックで突然出てくるブロッカーとして結構危険な脅威になってくれます。

 今回は『Opus XI』でFFCCデッキを想定したときに【11-122H】ミラがどのように有効活用できるのか、ほんの一部のみをご紹介しましたが、このカテゴリはまだまだ色んな事を発見できるポテンシャルを秘めていると思いますので、みなさんが考えた戦略を目の当たりにすることを楽しみにしていますし、これからもFFCCキャラクターは続々と登場する予定です!これまでの『Opus XI』初出し情報を楽しんでいただけたのなら幸いです。

 それでは次回まで!

~RB