新フォーマット「L3構築(Latest 3 Opus Constructed)」に関して

デッキ構築のルール

・使用できるカードは、イベント当日において発売されている最新の3つの『Opus』シリーズに収録され、その『Opus』の番号(『Opus XI』であれば【11-〇〇〇】)を持つカードおよび、【PR-〇〇〇】しか番号を持たないカードになります。該当するカードと同じカード番号を含むものであれば、使用可能な『Opus』より過去に発売されたものやPRカードを使用しても構いません。

・使用するデッキは50枚ちょうどで、同じ番号のカードは3枚まで入れることができます。

・新たな『Opus』が発売されると、一番古い『Opus』1つが使用できなくなり、常に最新の3つの『Opus』を使用することになります。なお、『スターターセット』等に先行してカードが収録される場合、そのカードは該当する番号の『Opus』が発売されるまで使用できません。

例:『対戦デッキ クラウド対セフィロス』の限定カードは【11-○○○S】のカード番号を持ちます。これらのカードは『Opus XI』の発売と同時に使用可能になります(それまでは使用できません)。

なお、これにより今までの『構築戦(Constructed)』という呼称を『スタンダード(Standard)』に変更します。

「L3構築」設立に関して

 『ファイナルファンタジー・トレーディングカードゲーム(以下FF-TCG)』には禁止カードを除くすべてのカードが使えるスタンダード(旧構築戦)、特定の作品(カテゴリ)のカードのみでデッキを組む作品単構築戦、そしてその場でパックを開封してデッキを組むリミテッド戦(シールドおよびブースタードラフト)という遊び方があります。

 今回、それに加わる新しい遊び方として「L3構築」というものを提供します。これは現在発売されている『Opus』シリーズの中から最新の3つに入っているカードのみで構築するというルールで、2020年1月現在ですと『Opus VIII』『Opus IX』『Opus X』のカードを使用してデッキを組むことになります。そして、新たな『Opus』が発売されると3つの中から一番古いものが使えなくなります。つまり3月に『Opus XI』が発売されると『Opus VIII』が使用できなくなり、『Opus IX』『Opus X』『Opus XI』が使用可能になります。

 この新しい構築ルールのトーナメントは、ご覧のように非常に早く環境が切り替わっていきます。4か月に1回というサイクルで環境が変わり、常に新たな刺激をプレイヤーにもたらします。また、使用する『Opus』の数が少ないため、新しく『FF-TCG』を始めようとするプレイヤーにとっては、スタンダードに比べると使用するカードが集めやすいという利点もあります。

 世界選手権や国別選手権をはじめとする競技イベントは基本的にスタンダード中心で行っていく方針ですが、一部の大きなトーナメントやそのサイドイベントには積極的に取り入れていく予定です。たとえば日本国内では、4月から始まる『MASTERS』シリーズにおいて、一部の会場でフォーマットとして採用される予定です。また、店頭トーナメント(公認の店舗大会)をスタンダードとL3構築のどちらでも開催可能にすることも検討しています。