第134回:Card of the Week 今週の一枚(2018/09/27) 

 みなさんこんにちは。今週はふたたびRBの代わりにやってきました私、景山太郎が新しいカードを紹介します。

 がんばっていきますので今週もよろしくお願いいたします。というわけで、せっかくですからRBファンの方にも喜んでもらおうと思い、今回も前回のチェリンカに引き続きレジェンドカードを用意しました。氷属性のレジェンドカードの一角、【7-035L】セラになります。優良なフォワードが多い氷属性ですがこのカードは氷属性の新しい形を示してくれる1枚になるかもしれません。その理由をさっそく解決していきましょう。

重要なカテゴリ

 セラは2つのアビリティを持っています。1つはフィールドに出たときに発動するオートアビリティで「あなたのコントロールする【カテゴリ(XIII)】のキャラクターと同じ数までのキャラクターを選ぶ。それをダルにする。」というものです。このアビリティはおそるべきゲームエンドカードになりえます。【カテゴリ(XIII)】のキャラクターがそろっていれば相手のフォワードすべてをダルにして、こちらのフォワードのアタックで一気に対戦相手にダメージを与えることができます。数を数えるのはキャラクターなのでバックアップでもいいですし、モンスターでも構いません。簡単に3、4体をダルにすることができるでしょう。

 また、ゲームを決める後半ではなく序盤や中盤にフィールドに出しても活躍してくれます。その役割は2番目のアビリティが担います。2番目のアビリティは「アクティブ状態の【カテゴリ(XIIII】)のキャラクター2体をダルにする:フォワード1体を選ぶ。それを凍結させる。」というものです。凍結させるだけですが、アタックしてきたフォワードを凍結させれば次のターンにはアクティブになりませんし、なんらかの理由でダルになっているフォワードに使えば効果的です。たとえば1番目のアビリティでダルにしたフォワードに使うのもいいのではないでしょうか。なによりこのアビリティはダルアイコンがないので、フィールドに出たターンでもセラ自身をダルにすることができるのが嬉しいですね。

デッキを考える

 セラのアビリティを確認したところで、どのようなデッキを組むのがいいのか実践的な部分を考えていきましょう。
 まず、なんといっても【カテゴリ(XIII)】のカードを揃えることが重要です。氷と言えば手札破壊系が多いですが、セラをいかすなら【1-043H】スノウや【1-193S】ジル・ナバートのようなダルや凍結に特化したタイプのほうがセラにもあっているのでいいかもしれません。また、このカテゴリはモンスターにも恵まれています。たとえば【4-041R】ヌマニュウドウはデッキコンセプトにぴったりではないでしょうか。

 また、氷属性だけにとどまらずほかの属性を見てみるとさらにデッキが強化できそうなカードが多数あります。雷属性と組むなら【4-115L】ライトニングは外せないでしょう。このカードも【カテゴリ(XIII)】を見るので相性がいいです。そのほかにも各属性に【カテゴリ(XIII)】のキャラクターがいるのでいろいろなタイプのデッキを考えられそうです。風属性の方面に伸ばせば【5-071R】レヤックを使うことで複数回相手のフォワードを凍結させることができますし、火属性なら【1-017R】ドッジと【2-006R】サッズのコンビネーションや【5-010C】重攻撃騎マナスヴィンなどもよさそうです。もちろんOpus VIIでも【カテゴリ(XIII)】のキャラクターが何体も登場しますのでそちらも楽しみにしていてください。

 さあこのセラですが、最初に述べたように氷属性のデッキに新しい形をもたらせてくれるでしょうか。ぜひそれにチャレンジしてみてください。来週はRBの番になります。紹介するカードのヒントは『渋い男性キャラクター』です。それでは次回をお楽しみに!