第118回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2018 仙台』トーナメントレポート

 8月19日、宮城県の『PARM-CITY 131』にて『MASTERS 2018 仙台』が開催されました。地元・東北勢に加えて関東からの遠征もあり、参加者は22名。スイスドロー6回戦+シングルエリミネーション2回戦の大会となりました。

 デッキ分布は「土風」の5名が一番人気で、その後は「氷単」「水単」と続く形に。2週前の『MASTERS 金沢』で氷単が優勝していたこともあり、氷単に強いとされている土風を持ち込んだプレイヤーがいたことが予想されます。

 そんな中でベスト4は「土風」「水単」「暁の血盟」「土水タッチ雷」という顔ぶれになりました。

 「土水タッチ雷」はこれまで見られなかったタイプのデッキです。フォワードを複数並べて【6-084L】レオや【5-126L】暗闇の雲を活かしていくデッキですが、【6-084L】レオが異なる属性を出せることに着目し、属性の異なる【5-118L】ラムザが採用されているのが特徴的です。【6-084L】レオの存在によって土属性は今まで以上に構築の自由度が増しているため、今後もさまざまな属性をタッチしたデッキが登場してくるかもしれません。

決勝は莫古力控(モーグリコン)さんの「水単」とKurosawaさんの「土風」の対戦になりました。いずれもブレイクゾーンのカードをリソースとして再利用できることから、ロングゲームでも息切れせず粘り強く戦えるデッキです。そのため、1本目・2本目ともにデッキのカードをほとんど引き切る長期戦となり、1-1で迎えた3本目の途中でタイムアップに。ダメージによる判定でKurosawaさんの勝利となりました。

 Kurosawaさんは昨年の「世界選手権2017」に日本代表の一人として出場したプレイヤーであり、今シーズンでも変わらぬ実力を見せつけた結果となりました。

 次週の『MASTERS』は伊勢崎と和歌山のダブル開催。引き続き、ご来場お待ちしております。

TOP4デッキリスト