第112回:Card of the Week 今週の一枚(2018/06/28) 

 皆さん、こんにちは! RBです。 今回は『Opus VI』最後の「今週の一枚」をお届けします! 私が次のセットの中でもっとも楽しみにしているカードの数々をお披露目できてとても嬉しいのですが、やはり最後の一枚はこれしかないと思って今まで大切にキープしていました。

 【6-083H】ヤ・シュトラをご紹介した記事でも言及しましたが、『FINAL FANTASY XIV: 蒼天のイシュガルド』は私がもっとも好きな『FINAL FANTASY』作品の一つで、ぜひ皆さんも遊んでほしいと切に思うタイトルです。今週のプレビューは、その『蒼天のイシュガルド』において中心的なキャラクターである【6-088L】エスティニアンをご紹介します。

 あらかじめお伝えしておきますが、この先『FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア』ならびに『蒼天のイシュガルド』の物語の核心に触れる内容が記載されています。実際にゲームをプレイしてこれらを体験されたいという方は、恐れ入りますがカードの説明部分まで飛ばしてお読みください!

エスティニアン

 エスティニアンは、『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』の竜騎士のジョブクエストのキャラクターとして初登場します。彼は、ミドガルズオルムから生まれた七大天竜の一翼であるニーズヘッグを倒すために旅路に向かう光の戦士と冒険をともにしたときから本編のメインストーリーに密接に関わりを持つようになります。
  イシュガルド教皇庁でもっとも秀でた竜騎士に与えられる称号である「蒼の竜騎士」と呼ばれるエスティニアンは、ニーズヘッグそのものの頭からくり抜かれた、計り知れないほどの力を与えるニーズヘッグの眼を操ることができます。竜の目を操る者は生身の人間を遥かに上回る力と能力が与えられますが、エスティニアンはイシュガルドの人々をドラゴン族から守るという役割を担う者としてその力を非常に巧みに使いこなします。

 このバージョンのエスティニアンは、ニーズヘッグの眼をかかげている様子が描かれています。それでは見ていきましょう!

【6-088L】エスティニアン

 【6-088L】エスティニアンはカテゴリ『XIV』でジョブは「竜騎士」、パワー8000でコスト5CP雷属性のフォワードです。また、アビリティが複数あります。「あなたがバックアップを5体以上コントロールしている場合、エスティニアンはヘイストを得る」、「エスティニアンがブロックされた時、ブロックしているフォワードをブレイクする」、そして雷属性のコストを1消費して発動するアクションアビリティーとして「エスティニアンをアクティブにする。このターン、エスティニアンは追加で1回アタックできる。このアビリティはあなたのターンにしか使えず、1ターンに1度しか使えない」とあります。

 彼は竜騎士の特徴どおり、バックアップ5体を出すという準備さえ整っていればすぐに戦闘に参入できます。多くの場合、竜騎士は先制攻撃を持っている傾向にありますが、【6-088L】エスティニアンは一枚上手で、彼をブロックしようとする敵をパワーに関係なくブレイクすることができるのです。そこで、ブロックしないことを試みてもよいのですが、【6-088L】エスティニアンは1ターンごとに2回攻撃することができるので彼をとおしてしまうような対戦相手はすぐに倒されてしまいます。

 ニーズヘッグの眼はバカにならないことがお分かりでしょう?

竜騎士テーマのデッキ

 【6-088L】エスティニアンという強力な竜騎士が手元にあれば、当然竜騎士テーマのデッキを組み立てるのが賢明だと思います。過去にもお話ししましたので、もしよければ【3-114C】フレイヤを取り上げたときにご紹介した竜騎士デッキを組み立てる際のおすすめをまとめた記事もあわせてお読みください(英語の記事となります)。

 かいつまんで説明しますと、絶対に【3-114C】フレイヤと【2-104R】カインは欠かせないですし、他にも最近公開となった【6-105C】竜騎士を含む複数の竜騎士を入れることをお薦めします。あなたの対戦相手は最も大きな脅威である【6-088L】エスティニアンをまず撃退しようと考えますが、彼に注意が向いている隙に竜騎士の部隊を築き上げることを可能とします。【2-104R】カインによって【6-088L】エスティニアンが10000パワーになれば、少なくとも【6-088L】エスティニアンを排除することはとても難しくなるでしょう。


バックアップ5体にすばやく到達するために

 バックアップ5体にすばやく到達するために、多くのコスト2CPのバックアップやコスト1CPのバックアップでさえも使用することになると思いますが、デッキに必ず含めることをぜひ検討してほしいカードが2つほどあります。【4-110R】ブルメシア王は、確実に【6-088L】エスティニアンをサーチでき、更には「EXバースト」もあります! コスト3CPのこの雷属性のバックアップのアビリティは「ブルメシア王がフィールドに出たとき【ジョブ(竜騎士)】か【カード名(竜騎士)】のフォワード1枚をサーチし、手札に加えてもよい」とあります。このカードをフィールドに直接出すときでも、自分がダメージを受けたときに出すカードとして引いた場合でも、【6-088L】エスティニアンが入っているデッキであれば、例え竜騎士に特化したデッキでなくても非常に堅固なカードです。

 もう一つは【1-150R】ルールーですが、彼女は雷属性のバックアップでアビリティは「あなたのコントロールする雷属性のフォワードのパワーを+1000する」とあります。可能な限り【6-088L】エスティニアンを守りたいので、【1-150R】ルールーによって彼(と竜騎士たち)に少しだけパワーを加えることができます。【1-150R】ルールーを使うとなると、必然的にデッキの方も雷単になりますが【3-065L】バッツや【2-138L】ユウナを含めない限り、すべての竜騎士は雷属性となりますので大丈夫なはずです。

 【5-108L】ゼムスも、【6-088L】エスティニアンがブレイクされた場合引き戻すことができるだけでなく、ほかの竜騎士も復活させることができるのでとてもよいカードです。フレイヤやカイン、もしくは【6-105C】竜騎士などのカードは多くの竜騎士を扱うタイプとなりますので、倒された竜騎士を復活できる能力は竜騎士たちをまとめる上でとても有利になると思います。

 いかがでしたか? 蒼の竜騎士がフレイヤやカインに助太刀することを期待していますか? そして……はたして『Opus VI』には一体何人の竜騎士がいるのでしょうか? 来週『Opus VI』のプレリリースが始まるまでもう少しの辛抱です! その時にお会いできることを願っています。

 さて、「今週の一枚」は『Opus VII』のプレビューを開始するまで一旦お休みとなります!コミュニティーの皆さん、様々な動画やSNS上の記事などを作成していただき、ありがとうございます。とても楽しかったです。 それではまた、お会いしましょう!

 ~RB