第78回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 名人戦 東北地区予選 トーナメントレポート

 1月28日、宮城県仙台市の「PARM-CITY 131」にて『FF-TCG 名人戦 東北地区予選』が開催されました。参加者は19名で、スイスドロー5回戦+プレーオフ1回戦の計6回戦で行なわれました。

 地元東北の宮城県や福島県のプレイヤーに加え、関東圏からの遠征も見られた本大会。デッキの分布としては、北信越予選や北海道予選で優勝し、注目度の高まっているデッキタイプである「水土」がトップ勢力となりました。「水土」は「水単」をベースにしつつ【4-096H】ラウバーンなど土の除去カードを少数タッチしたデッキで、「水単」の天敵といえる【2-147L】皇帝への対策を得ているのが大きな特徴であり、安定感の高さから選択したプレイヤーが多かったようです。

 それに対して速度と手札破壊で上回る「火氷」や、水のモンスター戦略に耐性のある【3-053C】狩人を採用した「風水一般兵」も多く使われており、多くのプレイヤーが水系のデッキを意識していたことがよくわかります。

 スイスドロー5回戦を見事全勝で駆け抜け、優勝を飾ったのはひーとさん。デッキは土のカードを採用していない、純正の「水単」デッキでした。

 デッキのアクセントになっていたのは【3-138H】セオドア。水属性特有のキャラクターを並べる動きにこの上なくマッチしたカードであり、一度フィールドに出てしまえば攻守に渡って大活躍していました。水系のミラーマッチでもパワーで上回ることができ、絶妙なカード選択であったことが伺えます。

 残る予選は中国、東京の2会場。残り僅かとなりましたが、引き続きよろしくお願いいたします。

TOP3デッキリスト