第77回:Card of the Week 今週の一枚(2018/02/01) 

 皆さん、こんにちは! 約束通り今週から『Opus V』のプレビューをお届けします。そして、今回はこのセットの中でも私のお気に入りの一枚、【5-141H】レフィアをご紹介したいと思います!

 オリジナル版の『FINAL FANTASY III』では名もなきたまねぎ剣士たちが登場しましたが、リメイク版ではそれぞれに名前や性格が与えられました。その主要人物4人のうちの一人がレフィアです。彼女は「光の戦士」の一人であり、「愛しき心」の持ち主―仲間をかばい、ほかの3人の光の戦士に対して母親的存在の如く振る舞うこともあります。世界を救うための冒険に赴く仲間たち、と聞いただけで想像できるように、冒険を通して4人は共に成長し、お互いの良いところを引き出し合っていくことになります。

 それでは、カードを見てみましょう!

【5-141H】レフィア

 【5-141H】レフィアは、カテゴリIII、パワー7000の3CP水属性フォワードで、ジョブ「光の戦士」と2つのアビリティを持っています。1つめは「あなたのコントロールするレフィア以外の【ジョブ(光の戦士)】と水属性のフォワードのパワーを+1000する」というフィールドアビリティです。そして、2つめは「アクティブ状態の水属性のフォワードかバックアップを合わせて5体ダルにする:対戦相手のコントロールするフォワード1体を選ぶ。それを手札に戻す」というアクションアビリティになります。

 【5-141H】レフィアは、「水単」デッキ、もしくは水属性のフォワードやバックアップが多めに入ったデッキに適しているカードであることは明白です。自身のパワーは7000と一般的ではありますが、その他のフォワードのパワーを+1000してくれるのは非常に力強いですね。そのうえ、5体のバックアップと低コストのフォワードを早くそろえることができれば、アクションアビリティを発動して、自分の布陣を継続的に利用して対戦相手のカードを除外していくことができるため、対戦相手は盤面の優位をを確保しづらくなります。このアビリティはダルアイコンがないので、ヘイストはいらずフィールドに出た瞬間から使うことができます。

オススメの組合せ

 彼女のアクションアビリティをなるべく早く使用できるよう、低コストのフォワードをいそいで出したくなるのも確かですが、【5-141H】レフィアとの相乗効果をはかるには高コストのフォワードもいくつか必要なってきます。明確な選択肢として挙げられるのが 【3-144L】レナ。5CP、パワー7000の水属性のフォワードで 「レナがフィールドに出たとき、あなたのブレイクゾーンにあるコスト2以下の水属性のフォワード1枚を選ぶ。それをフィールドに出す」というオートアビリティを持っています。そのうえ、スペシャルアビリティの「アレイズ」で、あたなのブレイクゾーンにある光か闇属性以外のフォワード1枚を選んで、それをフィールドに出すことができるのです。【3-144L】レナはブレイクされたフォワードを改めて布陣に加える手助けをしてくれます。盤面の優位性も確保し、【5-141H】レフィアのアビリティを活用できる状況に近付けてくれる存在です。

 【2-127R】キスティスも【3-144L】レナと似た理由でオススメです。同じく5CP、パワー7000の水属性のフォワードである 【2-127R】キスティスは、「キスティスがフィールドに出たとき、あなたの手札からコスト3以下の水属性のフォワード1枚をフィールドに出してもよい」というオートアビリティと、「あなたのコントロールするコスト2以下のフォワードのパワーを+1000する」というフィールドアビリティを持っています。【2-127R】キスティスを使用して【5-141H】レフィアをフィールドに出すこともでき、場合によっては 【5-141H】レフィアのオートアビリティも活用できるようになります。フィールドに両方のカードが出ている際に、2CP以下のすべてのフォワードのパワーを+2000できれば、対戦相手を圧殺することもできるでしょう。

 最後に、水属性のフォワードではありませんが、【2-145L】ウォーリアオブライトも【5-141H】レフィアとの素晴らしいシナジーを発揮できるカードです。4CP、パワー8000の光属性フォワードであり、ジョブ「光の戦士」であることから、【5-141H】レフィアのフィールドアビリティによってパワー+1000になります。一方で、自身のフィールドアビリティも両方のカードに影響を与えます。あなたのコントロールするジョブ「光の戦士」に与えられるダメージが2000減ることから、両方のカードにとって良い防御策となります。また、彼のスペシャルアビリティ「エンドオール」は、フォワード1体を選んで、それにウォーリアオブライトのパワーに等しいダメージを与えることができますが、【5-141H】レフィアのおかげでこのアビリティを使って9000ダメージを相手に与えることが可能になるのです!


オススメのバックアップ

 バックアップというところでは、「水単」デッキなら【1-180R】ワッカは絶対外せません。3CPであるものの、【1-180R】ワッカは水属性のフォワードのパワーを+1000してくれます。【1-180R】ワッカ、【5-141H】レフィア、そして【2-127R】キスティスを組み合わせれば、相手はあなたのフィールドを崩するのに難航するでしょう。

 また、なるべくはやく5体のバックアップをフィールドに出したいことを考えると、【1-159C】幻術師はシンプルですが、とても効果的です。アビリティはありませんが、CPを生み出すために使うか、【5-141H】レフィアのアビリティを発動させるために使うことになるのでテキストボックスが空白でもどうってことありません。また、水属性の 【1-159C】幻術師のアートを見るとレフィアであることが分かりますね! そのため、自身のアビリティを使うために彼女を使用したいのは一目瞭然です。

 最後に、【5-141H】レフィアが確実に手札に入るよう、【4-138R】メルウィブを使用してみましょう。「メルウィブがフィールドに出たとき、水属性のフォワードを1枚サーチし、手札に加えてもよい」とある4CPのカードです。【5-141H】レフィアを探すだけではなく、デッキにある 【2-145L】ウォーリアオブライト以外の殆どのカードをサーチし出すことができます。

 いかがでしたか?今年の3月に『Opus V』が発売されたあかつきには【5-141H】レフィアを使用してみますか? あなたなら、彼女を中心に、どの様なデッキを構築しますか?facebook.com/FinalFantasyTCGのコメント欄にて是非教えて下さい!

 来週も『Opus V』のプレビューが続きます!それでは!

 ~RB