第18回:FINAL FANTASY Trading Cardgame MASTERS 2017 千葉 トーナメントレポート

 4月2日、「千葉市文化センター」にて『MASTERS 2017 千葉』が行なわれました。『Chapter』シリーズ以来の復活となる『MASTERS』ですが、今回は87名の参加者を数え、スイスラウンド7回戦、シングルエリミネーション3回戦という、『Opus』シリーズの好調を印象付ける盛況なイベントとなりました。

 『Opus I』のみのときは【1-135L】ゴルベーザ全盛期といってもいいくらい、「ゴルベーザ」デッキが猛威を振るっていましたが、『Opus Ⅱ』が入ってから初となるこのトーナメントでは、今まであまり結果を残していなかった単属性勢の台頭が目立っていました。

 なかでも【2-007L】始皇帝ザンデという高性能アタッカーを得た火属性、なんでもできる土属性、【2-099L】イデアをはじめ除去に優れた雷属性の3つの属性が上位卓をにぎわせておりました。とはいえゴルベーザもあなどれず、トップ8の使用者数は3名で使用者分布で火単と並びトップを誇っています。

 そのような中、復活した『MASTERS』の最初の勝利者となったのは、新戦力の活躍著しい「雷単」を使用したサワダさんでした。

 豊富な除去で場を築き、フォワードの道を開けてダメージを与えていくスタイルは、今後のトーナメントでも脅威となりそうです。

 火と雷には優位な水あたりが表舞台に登場しそうな気配もありますが、今後のトーナメントシーンの動向に注目が集まります。

TOP8デッキリスト