第13回:Opus Ⅱ プレビュー第2回 『FINAL FANTASY XII』

 『Opus Ⅱ』プレビュー第2回は、2017年7月13日に『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』の発売が決定した『FINAL FANTASY XII』から何枚かカードを紹介していきます。

この物語の主人公たち

 まずは、プレイヤーキャラクターたちから何人か紹介していきましょう。最初は主人公の【2-051L】ヴァンです。彼は4コスト8000と標準的なスペックを持ち、そこにテクニカルなオートアビリティとスペシャルアビリティを備えた風のあらたなエース候補です。

 オートアビリティはバックアップを戻すことでフォワード1体をアクティブにできます。文字通りフォワードをアクティブにするために使用する、という使い方もありますが、バックアップを手札に戻せるということ自体が大きな利点を持ちます。
 ほかのバックアップを出すためにバックアップのスペースを空けることもできますし、フィールドに出すことで発動するオートアビリティを持つバックアップを戻して再度使用することもできます。侮れない1枚になることでしょう。

 続いて彼の幼馴染である【2-067R】パンネロを紹介しましょう。このカードはテーマ性のあるデッキを強力にサポートします。すなわち空賊デッキです。もし空賊デッキを組みたくなったなら、彼女は必須のカードであると言えます。【ジョブ(海賊)】は【1-154R】ヴァンをサポートするおまけですが、ひょっとしたら今後海賊デッキというようなデッキを作ることができるかもしれません。そのときは再び彼女の力が必要になるはずです。

 そしてもう1人。ヴィエラ族の空賊【2-068R】フランをお見せします。彼女はバルフレアのパートナーなのですが、カードのアビリティも如実にそれがあらわれています。バルフレアがデッキに入っているなら、彼をまさにバックアップする、優秀なバックアップです。

魅力的なサブキャラクター

 プレイヤーキャラクター以外にも魅力的なキャラクターがそろっているのが『FF XII』です。カードゲームになってもそれは健在ですので、せっかくですからこちらからも何人か紹介します。

 1人目は【2-021C】モンブランです。モーグリの数だけダメージが増えていくカードですので、ポテンシャルを感じさせるアビリティになっています。【ジョブ(モーグリ)】がどれくらいいるのかがカギになってきますが、シリーズが進めば進むほど数は増えていくはずなので将来性に期待したいカードです。

 続いて【2-097H】アルシド。原作ではなかなかのクセ者ですが、こちらではアドバンテージのかたまりとなっています。自身がフィールドに出たときに相手のアクティブ状態のフォワードに6000ダメージを与えることができます。しかも手札から3コスト以下のフォワード1体を出すことができるのです。
 ただし、もし解決前に選んだフォワードがダルになるなどして不適正になったらすべての効果が無効になります。フォワードを出すこともできませんので気をつけてください。

 これ以外にもジャッジマスターやアルケイディア帝国の執政官、帝国の皇子など多数登場します。お楽しみに!