第10回:Opus Ⅱ プレビュー第1回 『FINAL FANTASY XIV』

 『Opus Ⅱ』の発売日まであと1か月と少しということで、今回から『Opus Ⅱ』に収録されるカードのプレビューを始めたいと思います。
 記念すべき第1回目は、『Opus』シリーズでは初登場の『FINAL FANTASY XIV』のカードを何枚かご紹介します。
 なお、『FINAL FANTASY XIV』は以前の『Chapter』シリーズでも登場していましたが、今回のカードイラストは『Chapter』シリーズで使用されていたものは1枚もなく、すべてのイラストが初のカード化となっております。

3国の中心人物たち

 『FINAL FANTASY XIV』に出てくる、プレイヤーにもなじみの深い3つの都市国家である『リムサ・ロミンサ』、『グリダニア』、『ウルダハ』。
 それらの国の中心的人物たちがカード化されました。それぞれのカードを1枚ずつ紹介していきましょう。

 まず『リムサ・ロミンサ』からは【2-137H】メルウィブ提督。『FF-TCG』での能力は水属性らしく、カードを引くことができます。強力なのは「EXバースト」で発動した場合。邪魔されることなく手札の枚数を増やせる、優秀なアビリティです。

 続いて『グリダニア』からは【2-055H】カヌ・エ・センナがカードになりました。三重の幻術皇の1人で、グリダニアの指導者です。このカードはバックアップにしては高コストです。
  しかしながら、そのコストに見合うだけのアビリティを内蔵しています。コスト5以上のフォワードをブレイクするのは、ピンチを回避できるだけの力がありますし、何より「EXバースト」の頼もしさはあえて語る必要もないでしょう。

 最後の『ウルダハ』からは「アラミゴの猛牛」こと猛将【2-093H】ラウバーン。パワーが高いフォワードをコントロールしているほど威力を発揮するこのカードは、高コスト高パワーの多い土属性にうってつけのカードとなっています。このカードにも「EXバースト」はついていますので、デッキに入れやすい1枚です。

一般兵

 固有名詞のあるキャラクターだけでなく、一般兵にも注目すべきカードが何枚もあります。そのうちのいくつかをみてみましょう。

 まずは【2-032C】吟遊詩人。2コストのバックアップにして対戦相手のバックアップをすべてダルにしてしまうという派手なカード。手札をコストにできるゲームなのでこれ1枚で相手を完封できるわけではありませんが、対戦相手があなたの行動に対して対応するのが難しくなるのは間違いありません。

 もう1枚、雷のカード【2-108C】黒魔道士を最後にご紹介します。
 このカードのいいところは、ダメージではなくパワーをマイナスするところにあります。【1-171H】ミンウのようなアビリティにも効果的なのは、攻撃的なデッキにとってありがたいことです。

 『Opus Ⅱ』の発売日である3月24日(金)まで、今後もプレビューをしていきますのでお楽しみにしてください!