第175回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2019 岡山』トーナメントレポート

 6月15日、岡山県の「岡山商工会議所」にて『MASTERS 2019 岡山』が開催されました。参加者は22名で、スイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦の大会となりました。

 デッキ分布は「氷単」「水風」がそれぞれ3名で最多と、突出したアーキタイプは存在しませんでした。属性として最も人気を集めていたのは氷属性で、前週の『MASTERS 和歌山』で「水氷」デッキが優勝していることも多少の影響を与えていたようです。

 決勝トーナメントには「氷単」「水単」「水氷」「土風」と4タイプのデッキが残り、決勝は「氷単」の居ないヒトさんと「水氷」のしーゆーさんの対戦となりました。

 【8-026L】ガーランド [IX]や【5-031H】ギルバートで早いターンから相手のリソースを縛っていくタイプの「氷単」に対し、「水氷」側は【6-126R】レイラ+【4-133C】バイキングや【7-027C】黒魔道士といった豊富なリソース回復手段を持ちます。結果的にはこれらのカードがもたらすアドバンテージが「氷単」側の妨害を上回り、しーゆーさんが見事2連勝で優勝となりました。

 なおこの「水氷」デッキは、前週の『MASTERS和歌山』であずささんが使用し優勝したデッキと50枚同一です。低コストでのアドバンテージ獲得手段があれば【6-041L】リノア+【7-034L】セフィロスや【6-130L】ニーズヘッグといったゲームを決定付ける「大技」もあり、デッキとしてのポテンシャルが高いことを見せつける結果となりました。『Opus VIII』環境もう終盤戦となりましたが、この結果は残りの『MASTERS』にも影響を与えるかもしれません。

 『MASTERS』前半戦は、残すところ6月23日の佐世保と6月30日の伊勢崎の2会場となりました。残りわずかとなった『Opus VIII』環境を、最後までぜひお楽しみください。

TOP4デッキリスト