第36回:FINAL FANTASY Trading Cardgame Grand Championship 名古屋 トーナメントレポート

 7月1日、2日に愛知県名古屋市の「IMYホール」にて、記念すべき第1回大会となる『FINAL FANTASY Trading Cardgame Grand Championship 名古屋』が開催されました。

 『Grand Championship』は2日間かけて行なわれる『FF-TCG』の大規模イベントで、今回は初開催という事もあり111名の参加者がエントリーする盛況ぶりとなりました。

 気になるデッキ分布ですが、最多勢力は「風水」、次いで「ゴルベーザ」、「火氷」、「火水」、「氷雷」、「雷単」というような順番でした(一部アーキタイプに合致しないものは含まれておりません)。

 新しい「スターターセット」が発売してすでに若干のデッキタイプの変遷はありましたが、今回の規模でのトーナメントは初となりますので、どのようなデッキが上位に食い込むのかが注目のイベントとなりました。

 初日の予選を突破したTOP12のデッキは「風水」が6名で最多勢力は変わらず、次いで「火氷」2名、「氷雷」2名、「火水」1名、「ゴルベーザ」1名でした。

 風を主体とするデッキは展開力とフォワードのサイズで秀でているだけでなく、「火氷」や「ゴルベーザ」などサイズの小さいフォワードを横に並べて攻めてくるデッキに対して、【1-198S】ヴァルファーレ連打や【2-065L】バルフレアの合わせ技で一網打尽にする事ができ、実際上位卓でも展開したフォワードが一掃されてじり貧になって敗北するという場面が何回かありました。

 決勝は「風水」をかいくぐってきた「氷雷」デッキのしどさんと「風水」デッキの閣下さんとの対戦となりました。

 序盤は終始しどさんのペースで戦いが進行しますが、中盤以降サイズの大きいフォワードが出てくるとフォワードの攻撃を通すのが難しくなり、しどさんが攻めあぐねている所に召喚獣がうまく決まって閣下さんが押し返すという展開で、見事閣下さんが初代『Grand Championship』のチャンピオンとなりました。

 間もなく発売の『Opus Ⅲ』がカードプールに入った状態で『MASTERS 2017』後半戦がスタートします。新しい環境ではどのようなデッキが登場するのか、今から楽しみです。

 今回は、普段スクウェア・エニックス本社より放送しております『ファイナルファンタジートレーディングカードゲーム公式生放送(アナログゲームもやるよ!)』の公開生放送という事で、イベント会場からの生放送も行なわれました。

 お馴染みの四天王戦ではマリコさんがまさかの2連敗と崖っぷちに。最新情報のコーナーでは、発売直前となりました『Opus Ⅲ』新カード情報が公開されました。

 

TOP12デッキリスト